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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル


THE LIFE OF DAVID GALE

c0046869_0344187.jpg2003年、アメリカ
監督: アラン・パーカー 
出演: ケヴィン・スペイシー、
    ケイト・ウィンスレット、ローラ・リニー 

「あなたはこの結末に納得できますか?」


鬼才アラン・パーカーが「死刑制度」の是非を問う問題作。人間の存在意義について深く考えさせられる秀逸な社会派ドラマに仕上がっています。
ただ個人的には、死刑制度を軸に展開するか、あるいは謎解きドラマに徹するか、どちらかに重心を置いてアプローチした方が良かった気もしました。
メッセージ性が強い作品だっただけに、ラストの衝撃で本来のテーマがぼやけた印象だったことはやや残念かな・・・。

とはいえ、素直に感銘を受けたことは事実です。
息子がパパにせがんだパンケーキがあのような形で終盤へ繋がるとは・・・。
この伏線の張り方には全くもって唸らされてしまいました。
そして小夏的見どころは、何と言ってもコンスタンス(ローラ・リニー)の生き様。
コンスタンスについては、デビッド・ゲイル(ケヴィン・スペイシー)の回想シーンと、例のビデオからしか窺い知ることができないのですが、彼女のした選択があまりに痛々しくて胸に迫ります。
以前からローラ・リニーは注目していた女優だったのですが、彼女の静かな存在感にこの作品でも圧倒されてしまいました。

ラストはほぼ予想通り。
どんでん返しが評判を呼んだ映画ですから、ある程度のオチは読めると思いますが、私は驚きよりも哀しみの方が勝りました。
深く余韻の残る良作だと思います。一見の価値あり。

余談ですが、劇中の舞台(オペラ?)の演目って何でしょうね。
何気に不気味で気になったのですが・・・。

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by marienkind | 2005-03-29 01:49 | 映画評