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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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映画は映画だ (2008年、韓国)


c0046869_2329424.jpg原題: 영화는 영화다
監督: チャン・フン
原案: キム・キドク
出演: ソ・ジソプ
    カン・ジファン
    ホン・スヒョン
  

  
リアルなヤクザを演じたい俳優スタ(カン・ジファン)と、映画俳優になる夢を捨てきれないヤクザのガンペ(ソ・ジソプ)。
気性の激しいスタは撮影中に暴力沙汰を起してしまうこと多々、加えて傲慢な態度ゆえ共演相手が見つからず困り果てていた。そんなとき、かつて俳優を志望していたというヤクザのガンペと偶然知り合ったスタは、彼を相手役として推薦するが・・・

・・・というかね。「ヤクザを推薦する俳優A」ってのも「それを受け入れる監督B」ってのもフツーじゃあり得ないと思うんですけど。まあ、そこを指摘しちゃうと映画設定そのものが破綻するので、ここはスルーっすね。

最初あらすじ読んだときは、多少コミカルテイストでライトな展開、でもって最後にはほんのり友情が芽生えちゃったり?なんてノーテンキな顛末を想像していただけに、思い掛けなくヘヴィーな内容にボー然。あのオチには凹みました。
おそらく観ている誰もが、あの衝撃的な結末を何となく予想しながら敢えて目を逸らしているところがあったと思う。
そうじゃなければいいな、って。
ただ、『映画は映画だ』というタイトル本来の意図するところが、「映画は所詮映画にすぎない≒虚構であって現実ではない」という方向に着地するのなら、その逆も然り。「ヤクザは所詮ヤクザ」、そんなニュアンスになるのかな。
ま、そこんとこ理解はできても納得いかんってこともある。切ないなぁ。

終盤、繰り広げられる二人の血まみれ泥まみれファイトシーンは実に見応えありました。目を覆いたくなるほどリアルな暴力シーンは好みじゃないのですが、あの壮絶な拳と拳のぶつかり合いはいっそ清々しく見えたから不思議です。
W主人公のカン・ジファン&ソ・ジソブが良かったですね。韓流スターに疎くてヨン様とガンちゃんくらいしか知らない自分でも、彼らが単なるイケメンじゃなく実力に裏打ちされた俳優だってことが見ていてよくわかりましたから。
特にポスター右側のソ・ジソブさん、彼の眼ヂカラは半端じゃないです。思わずよろめきそうになったではないか。
c0046869_1018564.jpg

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by marienkind | 2009-12-22 09:53 | 映画評