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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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マッチスティック・メン (2003年、米)


c0046869_9442845.jpgMATCHSTICK MEN

監督: リドリー・スコット
音楽: ハンス・ジマー
出演: ニコラス・ケイジ
    サム・ロックウェル
    アリソン・ローマン 



「matchstick men」とは、俗語で「詐欺師」のこと。リドリー・スコット監督“らしからぬ”軽さが魅力の一本でした。ライトで、肩の力を抜いて観れちゃうところがグー。

天才詐欺師だが病的なまでの潔癖症を患うロイ(ニコラス・ケイジ)とその相棒フランク(サム・ロックウェル)の「お仕事」を軸に、突如現れた「ロイの娘」と名乗るアンジェラ(アリソン・ローマン)との騒動(?)をコミカルに描いた物語。
「詐欺師」の話なのにそこで描かれているのは父娘の心温まるエピソードだったりして、痛快なコン・ゲームを期待していると「あれれ?なんだかな~・・・」になるわけですが、そんな観客の勝手な期待も含め、それら全てが終盤のオチに繋がる伏線だったというわけだね。

ワタクシ、しっかり騙されてしまいましたから、ハイ。

極度の潔癖症詐欺師ロイを演じたニコラス・ケイジが兎にも角にもナイスキャスティング。
いまやハリウッド映画界でヘタレ男を演じさせたらニコちんの右に出る者はいないんじゃないの?ってくらいハマってます。あまりのヘタレ加減に情けない~・・・と思いつつも次第に観客はロイに共感を覚えていくのですが、それだけにラストに待ち構えるドンデン返しが切なすぎ。
ロイの相棒フランクを演じたサム・ロックウェルも好演でした。彼を初めて知ったのは映画「グリーンマイル」ですが、全く印象が違いますね。同一人物とは思えなかったです。
それにしても随所でフランクがロイに連発する「愛してるよ」のセリフ・・・、フランクは狸やな。
そして、14才の少女を見事に演じたアリソン・ローマン。彼女の笑顔と涙がこの映画最大の魅力と言っても過言じゃありません。これで当時24才なんですよ。恐るべしだわ。(^^;

c0046869_10241993.jpg

観た後は、ちょっと切ないけど心地良い余韻が残りました。
心地良さの源は、テーマの根底に「人を強くも弱くもするもの」、つまり「愛」が息づいているからかもしれませんね。サクッと騙される快感を味わえる作品だと思います。オススメ♪

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by marienkind | 2005-04-04 11:08 | 映画評