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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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「クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い」 西尾維新


c0046869_10284324.jpg西尾維新=NISIOISIN
おおおおっ!これ回文になってるやん!すごーい!
とひそかに独り喜んでいたら、すでにWikiに載っていた。

それはそうと。
ついこの間まで、たぶん一生読むことはないだろうな、と思っていた作家が2名。
一人目が村上春樹、二人目が西尾維新。
前者は単なる苦手意識。後者は露骨に“萌え系”を狙った感のある表紙画にちょい引き。
それが先日、村上春樹をさくっとクリアしたことで、それなら西尾維新も余裕じゃん?と調子こいて読んでみた。

感想は、けっこう普通のミステリだな、と。(褒めてます)

まず、本書が「孤島」を舞台にした「密室首斬り殺人事件」と言う点。
この「いかにもベタなミステリです」設定が素晴らしい。叙述トリックらしきオチも、騙し具合が程よく好みで宜し。(最初から「騙そう」という意図が見えると萎えてしまう)
確かに、濃いキャラ造形をはじめとするマンガ&ゲーム的ノリに好みが分かれるところだとは思うが、ミステリ&エンタメ同時に美味しく堪能できるという意味では、むしろ従来のミステリファンに強くプッシュしたいところ。
とりあえず、「うにー♪(口癖)」「僕様ちゃん♪(一人称)」などのワードに拒否反応を示さない人なら、読破可能と思われ。
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by marienkind | 2010-08-09 15:40 | 書評