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「バックマンブックス<4> 死のロングウォーク」 スティーヴン・キング


c0046869_2144315.jpg14歳から16歳の少年100名で行われる死のレース「ロングウォーク」。歩く速度が時速4マイル以下で警告、それが3回を超えると即座に射殺されるという過酷なレース。勝つためには、最後の一人になるまでひたすら歩き続けなければならない。

「ひたすら歩き続ける」行為が常軌を逸していて、読んでいてとても気持ちが悪かった。それに、全体的にショッキングなシーンも多い。が、そこはさすがキング、個々の少年たちのエピソードを丁寧に織り交ぜながら臨場感豊かに描く手法は巧みだと思った。
脱落はそのまま死へ直結する。その現実は残酷だが、少年たちの「生」に対する執着、「死」と向き合う覚悟はいっそ清々しくもある。
頁を捲る手が止まらないレベルで面白いので、キングファンならずとも手に取って頂きたい一冊。
おすすめです。
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by marienkind | 2005-05-20 22:44 | 書評