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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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禁じられた遊び


c0046869_12444949.jpgJEUX INTERDITS
1951年、フランス
監督 : ルネ・クレマン
出演 : ブリジット・フォッセー
     ジョルジュ・プージュリー

1940年6月の南フランス。戦闘機掃射で両親を失った少女ポーレットはやがて少年ミシェルと出会う。少女の心の成長と戦争の悲惨さを、巨匠ルネ・クレマンが情感豊かに訴える。


今日はちょっと古いモノクロ映画から。
私にとって、「禁じられた遊び」はとても思い入れの強い作品です。
「初めて観た映画」であることも理由のひとつに挙げられると思いますが、とにかく当時受けた衝撃の大きかったこと。観た当時7歳くらいでしたから、当然ストーリーの何たら~なんてチンプンカンプンなわけですけど、映画の中の主人公二人に強く共鳴したことだけはハッキリと覚えています。

例えば、あの誰もが涙するラストシーン。
ポーレットがミシェルの名を呼びながら雑踏に消えて行くあのシーンです。
今だったら、ポーレットの行く末を憂いたり、理不尽な大人たちに怒りを憶えたりするのかもしれないけど、あの頃の気持ちってもっとシンプルで、「ひとりぼっち」の現実だけがひどく心細くて悲しかった。おそらく、当時は完璧に「ポーレット」視点で観ていたということでしょうね。

・・・で、数年前に改めて「禁じられた遊び」を観て、映画って観るタイミングとか精神状態に強く左右されるものだなぁ~と痛感してしまいました。だって、あれほど衝撃を受けたはずなのに、うーむ・・・どうにも心に響いてこなかったんですよねぇ。
もちろん、感慨深いシーンは幾つもありましたけど、それはそれ。もうあの頃のような気持ちは取り戻せないんだなぁと思うとちょっと寂しかったですね。
だからこそ、映画を観て寝込みそうなほどショックを受けた当時の自分って懐かしくもあるし、多感な子供の時代この映画に出会えてやっぱり良かったなぁ~ともしみじみ思うわけです。
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by marienkind | 2005-05-23 12:57 | 映画評