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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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フルメタル・ジャケット


c0046869_23291161.jpgFULL METAL JACKET

1987年、アメリカ
監督: スタンリー・キューブリック
出演: マシュー・モディーン
     アダム・ボールドウィン
     ヴィンセント・ドノフリオ

「そいつは・・・実弾か?」
「7.62ミリ・・・完全・・被甲・・・弾
(フル・メタル・ジャケット)だ」



久しぶりに観ましたけどやっぱり面白かった~♪
面白いと言えば以前、ドラマらしい展開もなく訓練に耐える若者がクローズアップされるだけの映画の何がそんなに面白いの?と聞かれたことがあります。
これに関しては、ぶっちゃけ好きか嫌いかしかないと思う。
実のところ、面白いと叫ぶ私でさえ胸張って人に薦めるのはちょっと躊躇しちゃうかもしれません。確かに、映画としてはかなり異色作ですから。

ところで、いつも唸ってしまうのですが、キューブリックは「恐怖」の描き方がとても巧いと思いませんか?決して露骨な描写じゃないんだけど、キューブリック流ブラックユーモアとでも言うのかなぁ・・・笑えるんだけど怖いって感じ?
「フルメタル・ジャケット」にも、そんな「恐怖」と「笑い」が同居しています。
例えば、「恐怖の象徴」として登場する鬼軍曹なんて、視点を変えれば、罵詈雑言、キレっぷり全てが笑えちゃうんだけどなぁ。ハートマン軍曹、小夏的には笑いのツボ直撃のヒトでした。こんなこと言うと感性疑われちゃうかな?(^^;

そして、鬼軍曹の逆パターンといえば、<デブ>のレナード。
冒頭、彼は「笑い」と共に登場します。何てったって、鬼軍曹に「ゴーマー・パイル(ほほえみデブ)」と名付けられるくらいですから(^^; 
ノロマで不器用、ときには滑稽な印象を与える<デブ>。
彼って、観る側に妙な親近感を感じさせるキャラなんですよね。それだけに<デブ>が加速度的に精神崩壊していくさまはかなりショックなものがありました。
まるでジャック・トランスを彷彿させる表情もひじょ~にリアルで怖かったッス。
(わかる方にはわかるネタw)

そう!怖かったと言えば、ラストで「ミッキーマウス・マーチ」を合唱するシーン!
あれは強烈~!楽しいメロディなのに、悪意に満ちててめっちゃ不気味。
あの曲、さすがにしばらくは耳にしたくないなぁ。
(2005.6.11 DVD鑑賞)

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  「フルメタル・ジャケット@映画生活」さま
  「月とキーボード」さま
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by marienkind | 2005-06-12 08:36 | 映画評