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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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池水は濁りににごり藤波の影もうつらず雨降りしきる


c0046869_22104129.jpg一時期、太宰治にハマリました。

とは言え、すべて制覇したわけではありません。私が読んだのはホンの一部。
「斜陽」を初めとして、「グッド・バイ」「桜桃」「人間失格」くらいかな。
子供の頃はさほど心に響かなかった「走れメロス」が、めっちゃ感動的な物語だったと知ったのもこの頃でした。

中でも、「人間失格」を読んだ時の衝撃は今でも忘れられません。それは感動なんて生易しいものじゃなくて、「魂の叫び」とでも言うのかなぁ・・・とにかく全てが赤裸々で一言一言がひどくショッキングでした。
読んだ当時は、それこそ太宰の鬱がうつるがごとくテンション下がる下がる~。

でも、それもそのはず。
後に知ったことですが、「人間失格」は彼の「遺書」と受け止められている小説だとか・・・。そんなDEEPな作品、これから挑まれる方は心して読むべしw

ちなみに、タイトルに記した一節は伊藤左千夫の歌ですが、太宰はこの歌を友人に託した後に入水自殺を遂げたと言われています。
本日6月13日死去、享年38歳だったそうです。
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by marienkind | 2005-06-13 22:36 | 書評