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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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「シスターズ・ブラザーズ」 パトリック・デウィット著


「どんな作戦でいく?」
「問答無用でぶっ殺す。それしかない」



c0046869_1174028.jpg『このミス2014年版』海外編第4位、その他ミステリー系雑誌でも上位ランクイン作品。
とはいえ、全く知らない作家だったのでwikiってみたところ、「オレゴン文学賞」「ロジャース文芸財団小説賞」「総督文学賞」「スティーヴン・リーコック・ユーモア賞受賞作」、そして「ブッカー賞最終候補作」と、賞?なにそれオイシイの?ってくらい総なめ状態だった。賞の価値についてはさっぱりだけど。

で、それほど有名っぽい作品なのに予約待ちゼロ、ラッキー♪とばかりに早速図書館から借りてきた。
でもこれ、全然ミステリーじゃなくね?どちらかといえばロードノヴェル?むしろアホ兄弟の珍道中記?
何ゆえ『このミス』なのだ?創元社だから?(笑)

まあ、そんな話はさて置き、とても楽しめました。
殺し屋ブラザーズだけあって描写はきっちり残酷だし、悲惨な展開に気持ちがざわつくこともあったけど、弟イーライののほほ~んとした語り口のズッコケ具合が程良くバランスを保っていたと思う。
ハッピーなラストに思わずニンマリ、「希望」を感じさせる読後感は好きだ。
そして、本書最大の功労者は間違いなくダメダメ馬の「タブ」。


内容(「BOOK」データベースより)
粗野で狡賢い、冷血漢の兄・チャーリー。ふだんは心優しいけれど、切れると大変なことになる弟・イーライ。悪名轟く凄腕の殺し屋シスターズ兄弟は、雇い主の“提督”に命じられ、ある山師を消しにサンフランシスコへと旅立つ。兄弟は何に出遭い、何を得て、そして何を失うのか?
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by marienkind | 2014-03-26 20:07 | 書評