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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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シン・シティ (2005年、米)


c0046869_16521658.jpg原題: SIN CITY
監督: フランク・ミラー
    ロバート・ロドリゲス
ゲスト監督: クエンティン・タランティーノ
出演: ブルース・ウィリス
    ミッキー・ローク
    クライヴ・オーウェン
    ジェシカ・アルバ
    ベニチオ・デル・トロ
    イライジャ・ウッド
    ブリタニー・マーフィ
    デヴォン青木
    ジョシュ・ハートネット



容赦ない残酷描写てんこ盛りということでR15指定となった『シン・シティ』。
何がどうアレなのか全くわからないまま観てまいりましたが、いやぁ~R15指定になるだけのことはありますわな。っていうか、むしろR18指定でもいいのでは?
どちらかというと、ストーリーの良し悪しより個人のキャパに大きく左右されそうな感じです。
あらゆるシーンがぶち切れイカレまくりですし、決して万人向けとは言い難いですが、とりあえず、タランティーノ作品の過激シーンでも全然OK(寧ろドンと来い!)という方は大丈夫だと思われます。(『レザボア・ドッグス』の“耳切りシーン”とかあの類い)
私?私はもちろん全然OKですわよ。ふっふっふ!
総評:★★★☆3.5点


『シン・シティ』は、ハーティガン(ブルース・ウィリス)、マーヴ(ミッキー・ローク)、ドワイト(クライヴ・オーウェン)の3人を主人公とする3話のオムニバスで展開、各エピソードが微妙に交錯しながら男たちの抱える「愛と苦悩」が語られていきます。
人生に疲れ果てたアウトローが、たった一人の女へ捧げる無償の愛。
己の正義を貫き、愛する女を守るためなら命懸けの闘いも厭わない愛。
ミッキー・ロークが、この作品で新たに人気を呼び覚ましたというのも、なるほど頷けます。
「一途な愛」なんていまどき流行んないと斜に構えてみても、やっぱり心打たれてしまう。
何故か泣けちゃったりする。それは、まるで演歌の心意気そのものなのだ(笑)。
『シン・シティ』は、そんな愛すべき男たちの物語でもあるのです。

だけど、ブルース・ウィリス扮するハーティガンの選択は、納得いかんです。
あれこそ「究極の愛の形」と頭では理解できても、女性としてはやっぱりなぁ~。ハーティガンのエピソードに強い思い入れがあった私としては、あの顛末はめちゃくちゃ悲しかったです。
他には、クライヴ・オーウェンがちょいミスキャスト気味で0.5ポイント減。
これは、厳密には彼自身の問題ではなく、どちらかというとデル・トロの怪演に喰われちゃった感が強いですね。デル・トロがあまりに濃すぎたとも言いますか。
余談ですが、私的にはフェロモンむんむん時代の面影ゼロになってしまったミッキー・ロークに月日の流れを実感、別の意味で泣けてしまいましたデス。

c0046869_1655365.jpgところでこの作品、驚くほど原作に忠実に作られているってご存知でした? 内容はもちろんですけど、なんと顔の角度から光線の具合に至るまで、劇画の1コマをそのまま再現した構図になっているんですよ。それもそのはず。原画を絵コンテとして使用したらしいですから当然といえば当然なんだけど、ちょっとしたトリビアですよねー 。
映像センスも抜群。モノクロの基調のなかに、稀に「血の赤」や「唇の赤」などビビッドな色彩がポツンと浮かび上がる演出を取り入れているのですが、これがなかなか劇画ちっくな効果を生み出しているのですよ。面白いッス。
そのせいか、映画を観ているというよりは、大画面で漫画を読んでいる感覚が強いです。目を覆いたくなるような残虐シーンの連続にもかかわらず、意外とアッサリ観れちゃったりするのは、非現実的で絵空事っぽいイメージのなせる業かもしれませんね。

さてさて、お友だちブロガーのよしさまからの情報によれば、なんと!『シン・シティ』の第二弾製作が決定されたらしいです。やったー!
出演が決まりそうなのは、本作でも大活躍のジェシカ・アルバとデヴォン・青木。
いずれも、個人的にお気に入りの女優さんなので、早くも続編公開が楽しみです。ま、なんだかんだ言っても面白かったですからね。
(2005.10.1 劇場鑑賞)


【おまけ――シン・シティに登場する2人の殺人兵器たち】

c0046869_1655392.jpg『シン・シティ』最凶の男と言えば彼。
演じるはイライジャ・ウッドです。
どうやら、「フロドのイメージを払拭したかった」らしいですが、これは極端に変え過ぎでしょーよ。彼の登場シーンはマジで肝を冷やしましたよ。まるでホラーです。
ああ、夢に見そう・・・(泣)。

c0046869_1656179.jpg
そしてもう一人。
殺し屋ミホを演じたデヴォン・青木。
『シン・シティ』出演が決まって以来ずっと注目していたので今回活躍してくれて嬉しいッス。
『キル・ビル』にインスパイアされたというだけあって、彼女が脇に差す刀はユマ・サーマンが劇中使用した「服部半蔵ソード」をご拝借。
その太刀筋はなかなかカッコよかったです。デカイ手裏剣がいかにもチープで劇画的でこれまた宜し。


シン・シティ@映画生活
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by marienkind | 2005-10-02 18:24 | 映画評