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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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輪廻 (試写会)


2006年、日本
監督: 清水崇
出演: 優香、椎名桔平、香里奈、杉本哲太、小栗旬、松本まりか

c0046869_18513538.jpg昭和45年、群馬県のホテルで11人が惨殺される事件が起こる。動機も不明のまま、犯人の法医学教授・大森範久も謎の死を遂げる。35年後の現代。この事件を題材にした映画の製作に執念を燃やす映画監督の松村。「記憶」と名付けられたこの映画のヒロインには新人女優の杉浦渚が大抜擢された。しかし渚は撮影が近づくにつれ不思議な少女の幻覚に悩まされていく。(allcinemaONLINEより)


記念すべき2006年初レビューが『輪廻』ってどうよ~と思わなくもないけど、年末に試写会で観て参りましたのでご紹介させて頂きます。
あぁ~でもねぇ、私って和製ホラーが大・大・大の苦手なんですよー(涙)。
ホラー自体が嫌いというわけじゃなく(っていうか、むしろ好き)、アジア系ホラー独特のオドロオドロ感が肌に合わないってだけなんですけどね。
『リング』や『呪怨』、韓国映画の『箪笥』なんて、とてもじゃないけど映像を直視出来ませんし、間違って目に焼き付いたりした日の夜なんて、お布団の中で目が冴えて悶々としちゃう私なのです。
そんな私が“タダだから”それだけの理由で観てきたってわけ。
正直、果てしなくどよよ~ん気分だったことを、まず告白しておきます(^^;
(っていうか、何でそこまでして観るかなぁ・・・)
総評:★★★3.0点

さて、本作を手がけた清水崇監督は、『THE JUON/呪怨』で名実ともにその名を世界に知らしめることとなった「J(ジャパニーズ)ホラー」の先駆者です。兎にも角にも恐怖の演出では定評のある監督の一人と言っていいでしょう。
当然ワタクシ、先入観&脳内妄想バリバリで鑑賞に臨んだわけですが、あれれ?意外なことにあんまり怖くない。っていうか、かなり地味~な感じ?(^^;
最近のホラー映画と比較しても、恐怖のインパクトに欠ける印象でしたし、演出的にも古典的で使い古された感が強かったかな。(背後に佇む少女、蠢く人形、鏡に一瞬映し出される顔、etc・・・)
ただ、これは「ホラー演出としては」という点に限ってのことで、ストーリー全体として眺めれば、個人的になかなかの良作と評価したいです。

とにかく、冒頭から謎だらけ。それに、やたら登場人物が多いもんだから、ますます謎に拍車がかかっちゃう。・・・が、しかし、それらのハテナ?全てがある瞬間、一気にどどーんと収束されちゃうのだ。パズルピースが収まるそのタイミングたるや、お見事!の一言。すんばらしいです!
かなり不条理な結末にちょっぴり凹んだものの、久々に「どんでん返し」のゾクゾク感を堪能することが出来ました。
さすが清水監督、ミスリードの促し方が半端じゃないです。巧いなー。
ちなみに、清水監督のコメントによれば「本作はホラーよりミステリー性を重視した」とのこと。全くもってその通りだと思いました。
映画館に足を運ぶメリットはあまり感じないけど、DVDが出たら一度観ても損はないんじゃないかなぁ~。とりあえず、プチお薦めです♪
(2005.12.21 試写会鑑賞)
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by marienkind | 2006-01-04 19:28 | 映画評