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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト (2006年、米)


c0046869_1954521.jpg原題: PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MAN'S CHEST
監督: ゴア・ヴァービンスキー 
製作: ジェリー・ブラッカイマー
音楽: ハンス・ジマー
出演: ジョニー・デップ 
    オーランド・ブルーム 
    キーラ・ナイトレイ 
    ビル・ナイ 
    ステラン・スカルスガルド
    ジャック・ダヴェンポート
    ケヴィン・マクナリー 
    ナオミ・ハリス 
    ジョナサン・プライス 
    マッケンジー・クルック 
    トム・ホランダー
    リー・アレンバーグ



公開に先駆けて、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の先行上映会に行って参りました。しかし、この日は生憎の豪雨。それも県内全域に「大雨・洪水注意報」が発令中というトンデモナイ悪天候だったりしたのですが、これはもう一に根性、二に根性で決行ですよ。
ええ、全てはジョニーのために!

【STORY】
前作から3年後。ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)の結婚式当日、二人は海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の逃亡に手を貸した罪で捕らえられてしまう。そんな折、ウィルは東インド貿易会社のベケット卿から、エリザベスの命と引き換えにジャック・スパロウが所持する「北を指さないコンパス」の奪取を命じられる。この逮捕劇の裏には、ある陰謀が隠されていたのだった。


c0046869_19543837.jpg本作の主要メンバーも前作同様、ジョニー・デップを筆頭にオーランド・ブルーム&キーラ・ナイトレイの3名ですが、ジョニー演じるキャプテン・ジャック・スパロウの魅力が極端に突出していた前作に比べ、本作ではオーランドもキーラもその存在感では決して負けてはおりませんでした。
特にオーランドは、「キング・オブ・優男」の固定イメージを払拭するかのような大熱演。全編に渡って、主人公の座を堅守したと言っても過言じゃないでしょう。キーラ演じるエリザベスも、本作では「海賊の生き方に憧れるじゃじゃ馬娘」の設定を最大限に活かした大活躍を見せてくれます。
終盤のエリザベスの苦渋の選択には賛否両論ありそうですが、普段は男勝りな彼女が、ただ一度見せた女心という意味では、非常に印象的なシーンであったことは確かでしょう。
この選択の波紋がどう続編に繋がっていくのか、その行方が非常に気になるところです。

c0046869_19545923.jpgそして、そして!何と言っても特筆すべきはやっぱり我らがキャプテン・ジャック・スパロウなのだ!
前作までの、“アホだけど決めるときはビシッと決める!”というカッコイイ部分は成りを潜め、本作ではどちらかというとドヨヨーンとして精彩を欠き、部下からの信頼も失われつつある情けないヤツに成り下がってます。
私の盲目的な視点から贔屓目に見ても、いいとこなしのサイテー男(いや、マジメに情けない)に見えたわけだから、恐るべしジョニー・デップですわ。(笑)
連れの友人なぞは、「カッコ悪ぅ~」とのたまっておりましたが、そんな人間臭くて余裕のないジャック・スパロウもたまにはエエやんか、ってことで私的には◎。勿論、最後の最後には最高の見せ場が用意されております。ぐすん・・・。(泣きの理由は秘密です。)

さて、こういった冒険活劇に欠かせない存在と言えば、個性的で魅力ある敵役ですよね。
前作では、ジェフリー・ラッシュ演じるバルボッサがいやらしくも男気のある敵海賊役を演じておりましたが、今回の敵役はなんと「タコ」! ええ、ご覧の通りタコです。
その名もディヴィ・ジョーンズ!こやつがジャック・スパロウの魂の行方を握ってる憎きヤツなんだけど、意外や意外、叶わぬ恋に泣く心優しきロマンチストの一面がチラリと見えたりするのだ。
c0046869_20255326.jpgいやーん、そんなこっちゃダメダメです。なんせタコを演じてるのが「あの御方」だし、これはどうしたって憎めませんって。思い出のオルゴールの音色に、静かに耳を傾けながら笑みを浮かべるシーンなんて、不覚にもウルルと来ちゃったり。(タコなんだけどさ)
お茶目な表情やちょっとした仕草など、しっかりタコメイクしててもちゃんとご本人の原形を留めてる辺りも妙に嬉しかったですね。(笑)

ということで、最後に、本作をご覧になるにあたってのアドバイスをひとつふたつ。
まずは、第一作目の『呪われた海賊たち』をご覧になってから本作を鑑賞することをお薦めします。本作では、前作で登場したブラックパール号の海賊たちや猿のジャックなど(覚えてるかな?)、懐かしの面子が続々お目見えします。また、死んだと思っていた「靴ひものビル」が遂に登場、なんとエンディングではまさかのアノ人までも!?
とにかく、一作目を観ていると観ていないとでは、作品そのものの楽しみ方がまるで違ってくるはずです。せっかくのお楽しみが、「これ誰?」ではちょっと興醒めしちゃいますからね。
それと、本作が第二弾であること、そしてこの後すぐさま第三弾が来年に控えていることをお忘れなきよう。予想だにしなかったラストの展開にお嘆きの方も多いと思いますが(ハイ、それは私です)、これはあくまで中途経過に過ぎないのだと肝に命じておきましょう。そうすれば、少なくとも鑑賞後の私のようにショックのあまり吠えまくるってことはないと思いますから。(笑)
あと、エンドクレジットは絶対に最後まで観ること。いくら我慢の限界に達していても、焦ってトイレに立つのは厳禁ですぞ。
(2006年7月15日 先行上映会)
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by marienkind | 2006-07-16 21:36 | 映画評