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原題: FLAGS OF OUR FATHERS監督: クリント・イーストウッド 製作: スティーヴン・スピルバーグ クリント・イーストウッド 脚本: ポール・ハギス 音楽: クリント・イーストウッド 出演: ライアン・フィリップ ジェシー・ブラッドフォード アダム・ビーチ ジェイミー・ベル バリー・ペッパー ポール・ウォーカー ジョン・ベンジャミン・ヒッキー ジョン・スラッテリー ロバート・パトリック ニール・マクドノー 冒頭、漆黒に彩られた画面から一転、黒い噴煙のあがる戦場で方向感覚を失ったひとりのアメリカ兵が映し出される。激しい爆撃音に紛れて微かに聞こえる自分を呼ぶ声。“Corpsman!” 圧巻だった。怒涛のごとく襲ってくる冒頭シーンに、心をぐいと掴まれたような気がした。 一気に惹き込まれるには充分の迫力だった。 【STORY】 日米双方の視点から描く硫黄島プロジェクト第一弾『父親たちの星条旗』は、硫黄島戦をアメリカ側の視点から描いた物語だ。太平洋戦争末期の1945年2月23日、硫黄島激戦の真っ只中に撮影された一枚の写真。そこには、砲弾と火山灰で覆われた山頂に星条旗を掲げる6人のアメリカ兵の姿が写し出されていた。 映画では、爆撃の中継基地として占領しようと硫黄島に押し寄せるアメリカ兵と玉砕覚悟でそれを死守する日本兵との激しい攻防戦、そして同時に、「英雄」と讃えられた3名の帰還兵のその後の人生にスポットを当て、「英雄」たちの真実を描く。 戦闘シーンでは、『プライベート・ライアン』を彷彿とさせる壮絶な描写が見られたものの、私はそれほど気にならなかった。それ以上に、映像に対するこだわりを強く感じた作品だったと思う。 硫黄島は、黒い火山灰に覆われた島だそうだ。 それゆえ、アメリカ兵たちは恐れを込めてこの地を“Black death island”と呼んだとも聞く。 これを際立たせるためであろうか、硫黄島のシーン全てが徹底して「黒」を基調とした独特な映像色彩で覆われていた。激しい砲撃によって舞い上がるドス黒い噴煙、黒く濁った空。 まさに、「死に満ちた黒い島」である。 その効果は、特に戦闘シーンに顕著に現れていた。血塗られた壮絶なシーンを描きながらも、血は赤くなく、どこかしら淡々とした冷静な視点を感じるのだ。それゆえ、凄惨な局面であっても目を逸らさず観ることができたのだと思う。 ![]() ![]() 硫黄島山頂で撮影された一枚の写真は、戦争の勝利の行方を決定づけ、帰還した3人は国民的英雄として祭り上げられていく。長引く戦争によって国庫が破綻寸前だったアメリカ政府にとって、彼らの存在はまさに天の恵み、千載一遇のチャンスと映ったに違いないのだ。 熱狂的国民の喝采で迎えられた3人は、やがて政府の戦時国債キャンペーンに駆り出されてゆく。求められるのは「英雄」としての立ち振る舞いであり、言葉である。そこそこ武勇伝を語り国民の愛国心とやらを煽ってもらえりゃいいわけだ。すべては国債を買わせようとの魂胆なのだから。 まさに客寄せパンダである。それは滑稽な茶番劇でしかない。 そんな中、アダム・ビーチ演ずるインディアン兵の自滅的な生き様が強く印象に残った。 「インディアン」という出自により迫害される現実と「英雄」として賞賛される自分自身とのギャップ。そして戦場で命果てた仲間への思い。苦悩は次第に精神を蝕んでゆき、やがて破滅へと向かう。彼の死はあっけなく訪れる。かつて英雄と讃えられた男の最期はあまりにも寂しいものだった。 「英雄」たちの生き方は実に様々だ。立場を利用してより高い地位と名声を求める者(ジェシー・ブラッドフォード)もいれば、真実を封印し頑なに沈黙を守り続ける者(ライアン・フィリップ)もいる。それぞれがその後の人生を必死に模索する。しかし、彼らの後ろには常に戦争の影がつきまとい、悪夢から逃れる術はない。彼らに心の平安が訪れることは生涯なかったのかもしれない。 そんな無情な現実を、人間の心の深淵を、イーストウッド監督が丁寧に抉り出してゆく。 決して戦争を美化せず、感情に押し流されることなく、私たちが抱く「英雄」という甘い幻想を呆気なく打ち砕いてしまう。けれど、彼の眼差しはどこまでも真摯で誠実だ。 12月9日に公開予定の硫黄島プロジェクト第二弾『硫黄島からの手紙』では、今回一切映し出されることのなかった個々の日本人兵士たちの心情について描かれるのだろう。イーストウッド監督が新たにどのようなメッセージを掲げてくれるのか、期待はますます膨らむばかりである。日本人として、是非とも観るべき一本だと思う。 観る意義は大きい。 (2006年11月1日 劇場鑑賞) 【トラックバック】 「星のカケラ」様、「或る日の出来事」様 ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
タイトル : Flags of Our Fathers
昨日『父親たちの星条旗』を観にいく。 1945年、第2次世界大戦に嫌気がさしかかっていたアメリカ国民の士気を高めた一枚の写真をめぐる物語。 硫黄島での戦いをアメリカ側の視点から描いた作品。12月9日からは、日本側から見た硫黄島の戦いを描いた『硫黄島からの手紙』が上映される。 監督にクリント・イーストウッドで、脚本はポール・ハギス。 上映時間2時間12分。(劇場45本目) {以下(ネタバレ)感想。} ひとつの映画の中に数多くの物語がちりばめられていて、とても見ごたえのある作品だったと思う。......more
タイトル : 父親たちの星条旗
アメリカ ドラマ&戦争 監督:クリント・イーストウッド 出演:ライアン・フィリップ ジェシー・ブラッドフォード アダム・ビーチ ジョン・ベンジャミン・ヒッキー 太平洋戦争末期、硫黄島に上陸したアメリカ軍は日本軍の予想以......more
タイトル : 父親たちの星条旗
特別試写会のハガキが送られてきたんですけど 封筒の中にはそのハガキしか入ってなくて 果たしてそれがどうして送られてきたのか不明。 適当に応募したのが当たったのか? それすらも忘却の彼方。 でもラッキー。(^^) 太平洋戦争末期の1945年2月、硫黄島。 日本の領...more
タイトル : 映画鑑賞記「父親たちの星条旗」
鑑賞日:06.11.3 鑑賞場所:シネマ・イクスピアリ16 オスカーを2度受賞している巨匠、イーストウッド監督が描く「硫黄島」2部作の1作目。 太平洋戦争の激戦で散った兵士たちを日米双方の視点から描き出す。 戦場を間近で見た兵士たちの思いとは・・・? 戦争に勝利するために必要だったものとは・・・? リアルな戦闘シーンに体が凍りつく。 (週末、「トンマッコルにようこそ」も鑑賞したが、アップはもう少しあとで・・・)<ストーリー> 太平洋戦争末期の1945年2月、......more
タイトル : 「父親たちの星条旗」試写会レビュー 変えられない歴史
言葉が出なくなった。圧倒されたと言っていい。映像、メッセージが計り知れないパワーで襲ってくる。12月公開の「硫黄島からの手紙」も渡辺謙・二宮和成・加瀬亮などがキャストで注目されるが、まずこの映画でこのプロジェクトの完成度をこの作品で理解しておくほうがいいだろう。...more
タイトル : 父親たちの星条旗
公開から遅れること約一週間、文化の日の前日の11/2に、レイトショーで観て来ました。21:40開始で、終了は零時 をまわるので、盛況というような状況でありませんでしたが、それでもいかにも映画通という雰囲気の大人び...more
タイトル : 嵐・二宮くん世界制覇に向けての●●●
米俳優のクリント・イーストウッドがメガホンを取った「硫黄島からの手紙」(12月9日公開)に日本兵役でハリウッドデビューした「嵐」の二宮和也くん...more
タイトル : 「父親たちの星条旗」
今なおアメリカ人の愛国心を鼓舞してやまない1枚の戦争写真。その被写体である6人の兵士たちを待っていたのは…。(「MARC」データベースより) 「英雄」という名に翻弄され、苛まれた若者たちの姿を描いたこの映画、あなた...more コメント&文中リンクありがとうございます! そうか、硫黄島ゆえに、あのグレーな色遣いという意味も。 姿が見えない敵の恐怖は、いかほどなものか、想像するにあまりあります。 戦争の恐ろしさだけではなく、作られた英雄像に苛まれる心をも活写したイーストウッドは、やはり優れた監督といえるでしょう。 「硫黄島からの手紙」も早く観たいものです。 うお〜、ご覧になったんですね。あ、毎度です。 C・イーストウッドだから誰かさんの『パール・ハーバー』みたいにいい加減ではないだろうし安心して観られるだろうから、あとのもう一本と併せて観てみたくて仕方ないんですが、どうも今劇場へ行くのが億劫で。 でもまだアメリカの中東侵略戦争が片付いていない今、よくぞ撮ってくれたなあって思います。私、景気が良かった10年以上前に会社の慰安旅行で生まれて初めて行った海外がサイパンだったのですが、幼い頃からプロペラ機が好きだったことから必然的に戦史も詳しかったためにリゾート気分にはなれず、遺棄された日本軍の戦車や要塞跡に手を合わせるだけの日々でした。 そういえばメグ・ライアンの『戦火の勇気』も戦死した女性兵士をプロパガンダに利用することから始まる話でしたね。 戦争の記憶がどんどん風化し、同時に映画などで美化されがちな今、冷静に戦争という怪物の実態を訴える作品こそ創るべき時ですよね。 小夏さん、こんばんは。 まだ映画暦も短いせいか、こういう視点の戦争映画はあまり観ることはありませんでした。 クリント・イーストウッドの凄さをまざまざと感じさせられました。 彼にはもっと数多く、高いクオリティの作品をどんどん期待したいものです。 硫黄島の攻防戦・・・・大変な激戦だったと、本で読みました。 日本軍は、島の地下にの珊瑚礁をくりぬき、網の目のような陣地を築いたとのことです。 米軍の猛爆にも、びくともしなかったと言われております。 でも、さすがに、米軍の物量作戦では、日本軍も玉砕の道を歩まざるを得なかったようですね。 ここで小生が感動したお話しは、ベルリンオリンピックの乗馬で、金メダリストでありました、日本陸軍の「西中佐」であります。 米軍からも「バロン西」と、尊敬されていたようです。米軍からの投降要請にも目を向けず、「西戦車隊」は見事に玉砕してしまいます。 この関係の映画を見ますと、涙が出そうです^^ ☆ボーさん、どうもでーす♪ 「イーストウッド監督」というだけで、ついつい過剰な期待を寄せちゃう私ですが、スゴイことにいまだ期待を裏切られたことがありません。やっぱり彼は偉大だと思いますわー。 『硫黄島からの手紙』、私も早く観たいです。 上映前にプロモーション映像が流れたのだけど、不覚にもそれだけでウルウル来ちゃったくらいですから~(涙)。あと一ヶ月か・・・。 >そうか、硫黄島ゆえに、あのグレーな色遣いという意味も。 ・・・かな?とふと思ったのですが、実際のところどうなのでしょう?? イーストウッド監督が映像に凝るには、何らかの意味があるはずだ!の深読み。(^^; ☆TOMさん イーストウッド監督の視点はいつも誠実ですね。 娯楽に流れることは決してありませんし、その点、息苦しさを感じることもあるわけなんだけど、でも、その誠実さこそ彼の持ち味であって、私の敬愛する部分でもあるわけなんですよねー。うん。 「戦争」というものに対して強い信念を持つTOMさんだからこそ、本作は絶対ご覧になって頂きたいと思いますね。『硫黄島からの手紙』と併せて、どんな感想を抱かれるか気になるなぁ。 >遺棄された日本軍の戦車や要塞跡に手を合わせるだけの日々 私も行きましたよ。でも、大砲の前で、ギャーギャー騒ぎながら写真を撮ってる日本人グループがいて、やたら恥ずかしかった記憶の方がキョーレツでして・・・。(汗) ☆mikaku33さん、こんばんは♪ イーストウッド監督の作品には常にひとつの大きな命題があって、それがメッセージとしてビシバシ伝わってくるんですよね。いつも見終わってしばらくの間、ボーゼンとしちゃいます。 今回も、後から後からゆっくり心に染み入ってくる感じで、深く考えさせられますね。 >こういう視点の戦争映画はあまり観ることはありませんでした。 旧作では戦争をリアルに扱った作品もそれなりに多いですが、現代では貴重になりつつありますよね。単に敗戦国と戦勝国の立場が問題になる場合もあるだろうし、おそらく今回も、ハリウッド発信だったからこそ「硫黄島戦」をテーマに映像化が叶ったのだとは思いますね。 ☆慎之介さん、どーもこんばんは♪ この映画を観た収穫は、まるで知ることのなかった(正確には知ろうともしなかった)硫黄島戦について知る機会を得たことですね。それで全てを知ったことにはならないと思うけど、一つのキッカケになったのではないかと・・・。 >島の地下にの珊瑚礁をくりぬき、網の目のような陣地を築いた 今回はアメリカ側の視点だったので、地下要塞の描写はほとんどなかったのですが、見えない敵(日本兵)から攻撃を受けるシーン!あの迫力には圧倒されましたねぇ。上陸直後の時点で、相当数のアメリカ兵が亡くなったのではないかしら。むしろ最初は日本兵が優勢に見えましたから。 『硫黄島からの手紙』では、西中佐のエピソードも語られるのでしょうか。栗林中将(渡辺謙)がメインで描かれることは間違いなさそうですが・・・。 こんばんは♪ 3人の英雄に対する捉えかたが違いその後の人生に それぞれ反映されててオモシロかったと言うか何と 言うか・・・で考えさせられました。 写真1枚で世論を動かせるってぇのも更に興味深か ったです♪ (゚▽゚)v ☆風情♪さん、こんばんは。 彼らの中で一番地位と名声を望んでいたギャグノンが、掃除人として一生を終えたというエピソードもまた寂しいものがありましたね。結局、彼らは政治に利用された駒に過ぎなかったわけで、彼らもまた戦争の被害者だということなんですよね。 イーストウッド監督の映画はいろいろ余計なことまで(笑)考えさせられます。 >イギーをリンチしたところがどこまで描写されているか 風情さん宅で頂いたコメントのレス、こちらで失礼w イギー役のジェイミー・ベルがそのまま『硫黄島からの手紙』にも登場するとは思えないけど、何らかの形で映像化されるのでしょうか。本編でその全容が映し出されなかっただけに気になりますね。 小夏さん、こんばんわ。 ボクの感想でも表現できなかったことが、こちらで見事に書かれていて、嬉しくなってしまいました。 プライベート・ライアンの戦闘シーンはショッキングでしたが、こちらも、臨場感から言って息を呑みました。 でも、目をそらしたくなるシーンは思ったより少なくて、ボク的には良かったです(笑) 帰還した3人のその後の運命が象徴的でしたね。 あくまで、彼らはピエロだったんですね。 まさしく使い捨てだった。 戦場で死ぬか、貧乏な一生を送るか・・・、なんとも皮肉です。 イーストウッド監督&スピルバーグ監督のタッグはあまりにも強力でしたね。 60年前の再現性はさすがでした。 イタリアではまだ公開未定ですが 前評判がとてもよいので、ぜひぜひ観たいと思っています。 何よりも祖父が第二次大戦で命を落としそうになった 戦場。祖父が語ってくれなかったたくさんのものが、映画にあるのでは? と思いつつ。 で、アンディ・ラウ。 観ました~、『Infernal Affairs』 よかったです、すごくよかったです。 でも実は1回目観終わった時、全然分かりませんでした。情けなっ。 夫の説明と2回目の鑑賞で、やっと映画のよさが分かりました。 リメイク版はこれほど面白くなかった、と夫の弁。 そうそう ケヴィの出待ち大成功!!!!!を ちらっと書いてます(*^^*) もしかしたら小夏さんより先に、と思っていましたが、11/1に行かれたんですか。やっぱり負けたorz。 期待以上のいい映画でした。いろんな意味で。 私もがんばってブログ書きます。 小夏さん、こんにちは! これまでにイーストウッド監督作品を観たことがなく、さらに戦争関連作品が苦手ということもあり、この映画は敬遠していた作品でした。 でも、小夏さんのレビューを読んで、登場人物の人生について丁寧に描かれている作品という印象を受けて、見方が変わりました。 試験が終わるころには、「硫黄島からの手紙」なら間に合うかな? ちょっと興味が出てきました。 ええっと、私が挑戦中の試験は「不動産鑑定士」というマニアな資格の3次試験です。もうすぐ本試験なので、焦ってばかりです。 ☆どさんこさん、TBどうもでした~♪ うふふふ、今回はちょっと(かなり)気合入れて文章書きましたので、そう言って頂けると頑張った甲斐があるってものです。ありがとうございます。 >イーストウッド監督&スピルバーグ監督のタッグはあまりにも強力 いや、もうこのタッグは完璧というか、出来すぎというか・・・(^^;)、日本人として観なきゃイカン、「観ろ!観ろ!観るのだ!」という圧力さえ感じちゃいますよね。 確かに上陸直後のシーンはまさに『プライベート・ライアン』とそっくりだったけど、そこに展開されている空気というか色合いというか、それはやっぱりイーストウッド独自の世界観だったと思いました。 ちなみに、「英雄」のひとりは今もご存命だそうです。この映画をどんな気持ちで観たのでしょうね。 ☆あもーれさん、毎度です! なんと!御祖父さまはあの硫黄島にいらしたんですね。 今回はあくまでアメリカ側からの描写がメインであって日本兵の顔が映し出されることはなかったけど、だからこそ逆に「敵」としての日本人の姿も冷静に見ることができたような気がします。 あもーれさんとしては、この映画、何としてでも観なくては、ですよ。 >観ました~、『Infernal Affairs』よかったです、すごくよかったです。 やたっ!良かった~~!ご覧頂けたんですね!面白かったでしょ? これは、何度観てもいろんな発見があると思うので、1度と言わず2度、3度とご覧になってみて下さいね。続編もぜひぜひぜひ! ケヴィの出待ち成功!?すごいすごいすごい!今かなーり興奮してます、私。(^^; ☆にゃごにゃさん、ども~。 むふむふ、やったね!一日勝ったぞい♪ それじゃにゃごにゃさんの感想を楽しみに・・・ってもう書かれたんですね! では、後ほどゆるりと拝見させて頂きまっす。 ☆ゆづさん、どうもです♪ イーストウッド監督の映画は好みが分かれるかもしれませんね。ハリウッド映画らしい娯楽性も皆無ですし、後味も決してスッキリ系じゃありませんから。(^^; 今回も、案の定娯楽性はゼロ。でも、やはり観ておくべき映画だと思いました。 戦場のグロ系よりも心理描写がメインですから、ゆづさんも多分大丈夫だと思います。試験が一段落したらぜひ観てほしいなー。 >私が挑戦中の試験は~ ええええーー!?そ、それって超難関と言われてる資格ですよねっ!? 司法試験にも匹敵するくらいの難しさじゃなかったでしたっけ?それも3次ってことは2次まではクリアしてってことだよね、すごーい!そりゃ確かに『スリーピー・ホロウ』観てる場合じゃないわ。(^^; クリント・イーストウッドって、ずっとヒーローを演じ続けてきた人だけに、ピーローの裏面というか、ヒーローの哀しみ、情けなさ、胡散臭さを身をもって体得してきた人なんでしょうね。 そう思うと、1枚の写真でヒーローに祭り上げられた人達の人生にイーストウッド監督が注目したのも納得って感じがします。 小夏さんの文章を読んですご~く見に行きたくなっちゃいましたよ♪ <「死に満ちた黒い島」 という表現すごいですね。うーーーーむ、まいった。 濃厚な墨の色みたいですね。 アップされている画像をみただでも、その雰囲気が伺えるような気がします。 日頃、ほのぼの系映画についてばかり書いてますけど、 夫が戦争映画が好きなせいか、けっこう家では観るんですよ。 実は、私自身、戦争映画、嫌いじゃないかもって最近思うようになりました。 ただ、その感想を書けといわれると、なかなか書けない・・・。 うーーーん、小夏さん、すごいなぁ。 私も、すご~く見に行くたくなりました。 ☆kiyotayokiさん、こんにちは♪ ああ、そっか。そういう見方もできそうですね。確かに彼は「善の象徴」というイメージが強いです。 そういや最近では「アメリカの良心」なんて表現もされてるそうですし・・・。 >小夏さんの文章を読んですご~く見に行きたくなっちゃいましたよ♪ えへへへ、チョー嬉しいでございます。光栄です。 もし後編の『硫黄島からの手紙』をご覧になる予定であれば、まずはこちらから観ておきたいところですね。一方だけでもOKですけど、やはり双方の視点で観て初めてドラマが完結すると思うので。 あ、そうそう、監督の息子さんも出演されてるそうですよ。探してみるべし! ☆Ruijiさん、どーもー♪ 「死に満ちた黒い島」、本当にその通りなんですよ。 その描写はまさに『プライベート・ライアン』さながらの生々しさで、腕はちぎれてるわ、首は落ちてるわ(リアルでゴメンナサイ。汗)で、そりゃもうもの凄いことになってるわけだけど、「黒」と「グレー」を基調にしたトーンのせいか実録ドラマのような客観性もあって見事にグロさはないんです。それが逆に臨場感を生み出していたように思いますデス。 いや~それにしても、この映画の感想は書くのにホント難儀しました。疲れたよー。(^^; フツーだったら主観丸出しで「あーだこーだ」と文句タラタラ書けることでも、さすがに下手なこと書けんし・・・ねぇ。そもそも文句つけようがないしw イーストウッド、やっぱ利口ですね。 正と反と合。 物事には様々な面があるってことをよくわかってるからこその2作品なんでしょうね。 ボクもこの映画、期待してます。 もちろん『硫黄島からの手紙』も。 ってか12/9って、わしの37回目の誕生日じゃん! イーストウッドにならって、ボクもいい年のとり方したいです・・・。 ☆ロッキンさん、毎度です♪ 同感です。 私も、イーストウッド監督の作品を観るたび、“ひとりの人間の中にも「正」「反」混在している”ということを思い知らされます。もちろん俳優としてのイーストウッドも大好きなので、監督業だけにこだわらずジャンジャン映画にも登場して欲しいなぁ~と思うわけでw >12/9って、わしの37回目の誕生日じゃん! おっ!?なんと!そうだったんですかー。 それじゃ尚更『硫黄島からの手紙』はチェックしなければ。 37歳おめでとうございます。ロッキンさんにとって、9日がステキな日でありますよう♪ 小夏さん、こんにちは。 御大^^の新作にて久方ぶりにお邪魔いたします。 >硫黄島のシーン全てが徹底して「黒」を基調とした独特な映像色彩で覆われていた。… 僕に取っては、まず、アメリカ軍に一旦上陸をさせた後の日本軍の一斉攻撃によって吹き飛ぶ砂のどす黒さが、視覚的にも心理的にも物凄く強烈な「黒」でした。 そして、主人公の顔も判別しかねる夜戦の最中での不穏な闇、手榴弾で自決した日本兵の死体が散らばった壕の中、主人公が夜戦で見失ったイギーを漸く見つける壕の闇など、兵士達の死、戦場の闇にも繋がって行くような「黒」を印象付けるくすんだ色調にほぼ一貫するような独自のフィルム・トーンは僕に取っても忘れがたいものとなっています。 この映画は、ライアン・フィリップ演じる主人公“ドク”の印象深い眼差しを通してイーストウッドが見据えたもの、見据えようとしたものが、さまざまな余韻と共に僕の内に刻まれたように思えますし、それらを鑑賞後も無意識に反芻している部分が自分の中にあるようにも思えています。 続く「手紙」も、「星条旗」の時と同様に、できるだけまっさらな状態で鑑賞に臨もうと思っています。それではまた! ☆ダーリンさん、こんにちは♪
御大の映画、ダーリンさんがご覧になってないはずありませんよねー。 >一斉攻撃によって吹き飛ぶ砂のどす黒さが、視覚的にも心理的にも物凄く強烈な「黒」 同感です。あの演出を見て、イーストウッド監督の映像センスにまたひとつ尊敬の念を覚えてしまいました。戦うべき日本兵の姿が一向に見えてこないというのも実に不気味な演出だったと思います。圧巻でした。 エンディング後に『硫黄島からの手紙』の予告編が流れたのですが、それだけで涙腺が緩みそうになってしまった私です。生粋のアメリカ人のイーストウッド監督jが「日本兵」の視点をどう描くのか興味は尽きません。 早く来い来い12月~♪
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