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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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三人の女 (1977年、米)


週末の朝、何気にWOWOWをつけっ放しにしてた時に放送していた映画がこれ。
初めは「ながら観」してたのですが、10分過ぎた辺りで一気に画面に惹き込まれました。
そんなことなら最初からマジメに観るんだったぜ、と激しく後悔。毎度のことながら、私ってこのパターン多いんですよねぇ。(^~^;

c0046869_1157955.jpg原題: 3 WOMEN
監督: ロバート・アルトマン
製作: ロバート・アルトマン
脚本: ロバート・アルトマン
出演: シェリー・デュヴァル
    シシー・スペイセク
    ジャニス・ルール
    ロバート・フォーティエ
    ルース・レルソン
    ジョン・クロムウェル
    パトリシア・レズニック
    デニス・クリストファー



【STORY】
老人医療リハビリセンターに新米介護士として配属になったピンキー(シシー・スペイセク)は、先輩介護士ミリー(シェリー・デュヴァル)に対し憧れの念を抱くようになる。そんなある日、ミリーの「ルームメイト募集」の貼り紙を見たピンキーは自ら名乗りを挙げ、二人は同じモーテルの部屋を共有することになるが、他愛のない口論がきっかけとなりピンキーは自殺未遂を起こしてしまう。

何と言っても見どころは主演二大女優の競演でしょう。『シャイニング』シェリー・デュヴァル『キャリー』シシー・スペイセク、今に思えば、なんてナイスでホラーな顔ぶれなんざんしょ。
このツーショットが与える視覚的インパクトだけでもかなりのものです。
c0046869_10511475.jpgc0046869_10513480.jpg『キャリー』を彷彿とさせる薄気味悪い少女ピンキーをシシー・スペイセクが怪演。単に挙動不審なネガティブ少女と思いきや妙に大胆不敵だったり、この落差が実に不気味です。
シェリー・デュヴァル演じるミリーもまた、やっかいな女性である。
部屋は綺麗に整頓され、毎晩欠かさず日記をしたためる・・・。そんな堅実で真面目な顔を持つ一方で、肥大した虚栄心を満足させるため平然と「嘘」を重ねてしまうミリー。
そんな二人がある出来事をきっかけに急接近。奇妙な同居生活を始めます。
けれど蜜月は長くは続きません。ピンキーの自殺未遂を機に物語は急展開を見せ、予想もしなかった結末を迎えることとなります。

さて、ここで鍵となるのがタイトルにもなっている“3 WOMEN ”の意味。
結局のところ、「三人の女」とは「誰」を指していたのか?
ミリーとピンキーの本名が「ミルドレッド」で共通しているのは単なる偶然なのか?
2人の女性が好んで着用する衣服の「色」に意味はあるのか?
ピンキーと年老いた両親との因縁めいた「関係」は?
描かれた「絵」の意味するところは?
ナゾは深まる一方である。

c0046869_1044348.gif

どなたか完璧な解釈をご披露下さいなー。(←どうやら理解するに至ってないらしい)
(2006年11月11日 WOWOW鑑賞)



c0046869_1052097.jpg
11月20日、ロバート・アルトマン監督が亡くなられたそうです。
享年81歳。
ご冥福を心よりお祈りいたします。合掌。
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by marienkind | 2006-11-23 17:12 | 映画評