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スケルトン・キー (2005年、米)


『スケルトン・キー』は、『この世界の憂鬱と気紛れ』のせぷさんから長いことオススメされていた作品なのですが、一年近く経ってようやく鑑賞するに至りました。誤解なきよう、決して忘れてたわけじゃないのよ!これは多分にワタクシのマイペースなB型気質のせいなのだ。(←とことんジコチューな言い訳)
ということで、まずは、せぷさんに心からのお礼を申し上げたく。
『スケルトン・キー』、とっても面白かったです。最近では久々のヒットだったかも。


c0046869_10202892.jpg原題:THE SKELETON KEY
監督: アン・ソフトリー
出演: ケイト・ハドソン
    ジーナ・ローランズ
    ジョン・ハート
    ピーター・サースガード
    ジョイ・ブライアント



この映画、ジャンル的には「ホラー」と紹介されてるみたいですが、鑑賞してみた限りではホラー要素はほとんど感じなかったかな。
ストーリーは、「住み込み介護士として老夫婦に採用されたヒロインが、館に隠された古呪術の謎に迫ってゆく」というもの。「呪術」というキーワードが登場するあたり、いかにもオカルトちっくな匂いはするワケですが、どちらかといえば手に汗握るサスペンススリラーっぽい展開ですし、恐怖で目を覆うようなシーンなどは一切ありませんので、ホラー激弱の方でも全然余裕だと思います、ハイ。

というのもこの映画、シナリオ構成が見事でして、できるだけ多くの方にご覧いただきたいのですね。
例えば、本作ではラストに「おおっとビックリ!大どんでん返し!」が用意されているのだけど、改めて振り返ってみてもそこに至るシーンの全てに一切の無駄がないからスゴイ。
結局、あのシーンもこのシーンも「ある一点」に辿り着くための“露骨な伏線”だったワケよのう、と気づいたときの衝撃といったら!もー冗談抜きで背筋がぞぞぞぞぞぞーっとするくらいびっくらこいてしまったですよ。
「とりあえず、観客をビックリさせりゃオッケー♪」みたいな安易な騙しのテクニックばかりが氾濫する昨今、地味だけど丁寧に練られた脚本を久しぶりに堪能させて貰いました。大満足なりね。

出演者も“それなりに”豪華でして、かつてはピチピチ弾ける満面の笑顔が魅力的だった(何故か過去形。笑)ラブコメの新女王(?)ケイト・ハドソン。本作では微妙に疲れ気味の雰囲気が逆に役柄にマッチしていて良しでした。良くも悪くも「彼女も大人になったのね」というところですか。その他、『グロリア』『きみに読む物語』のジーナ・ローランズ『エイリアン』『エレファント・マン』(どっちも古っ!)のジョン・ハート、そして『フライトプラン』『愛についてのキンゼイ・レポート』のピーター・サースガードちゃんが共演。
なのに、なぜか日本未公開だったりするんですよねー。こういう面白い作品が世に出ないってのは残念至極。せっかくだから、微力なりにこの場で布教しちゃおうと目論んでいる次第であります。
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余談ですが、本作品で何が一番怖いって、やっぱりクライマックスでヒロインのケイトちゃんが絶体絶命のピンチに陥るシーンですかね。いや、ホラーなのはそのシチュエーションじゃなくて、泣き腫らしてマスカラが崩れ落ちてしまったケイトちゃんの「お顔」だったりするのだが。(あれは女優としてマズイだろ・・・)
乙女の皆さん、マスカラのつけすぎにはせいぜい気をつけましょーねー。(^~^;
(2007年2月7日 DVD鑑賞)
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by marienkind | 2007-02-22 13:18 | 映画評