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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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ザ・シューター/極大射程 (2007年、米)


2000年の「このミステリーがすごい!」で海外作品部門第1位に輝いたベストセラー小説「極大射程」(スティーヴン・ハンター原作)の映画化。
原作は未読ですが、「このミス」グランプリに輝く作品なら、その面白さは保証付きだろうし、この手の骨太アクションが自分好みだったこともあり、公開を楽しみにしていた作品です。
“孤高の狙撃手”マーク・ウォルバーグにもちょっと興味あったしね。

c0046869_23373310.jpg原題: SHOOTER
監督: アントワーン・フークア
原作: スティーヴン・ハンター 『極大射程』
出演: マーク・ウォールバーグ
    マイケル・ペーニャ
    ダニー・グローヴァー
    ケイト・マーラ
    イライアス・コティーズ
    ローナ・ミトラ
    ネッド・ビーティ
    ラデ・シェルベッジア



えーー、とっとと告白しちゃいますが、この映画、私にはいまいちダメでしたっ!!
映画に関してはけっこうキャパの広い方なので、単に自分のツボにヒットしなかったってことだろうけど、珍しく最後の最後まで乗り切れないまま終わっちゃった。なんでだ?

c0046869_23454245.jpgで、ちょっと冷静になってその原因を探ってみたのだけど、ワタクシ、全ての元凶は「悪役キャラにあり」ではないかと思うわけなのだな。要するに、“合衆国”を揺るがすほどの組織にはとてもじゃないが見えないってこと。(キャッチコピー「合衆国vs孤高の狙撃手」)
とりあえず、ダニー・グローヴァーのオッチャンはまだ許せるとして、その手下連中がいかにも絵に描いたような小者ばっかりだし、極めつけは悪を牛耳る「黒幕」ってヤツの存在、これがあまりにショボすぎる。あれじゃ、まるで私腹を肥やす「悪代官&越後屋」の構図にしか見えんて。
c0046869_23491930.jpg思うに、主人公がいくら一人で頑張っても、それだけで映画は成り立たないってことなのね。敵方にもそれなりのドラマがあって初めて主人公が魅力的に息づくってこと。主演のマーク・ウォルバーグが気合十分、演技・銃撃アクションと奮闘していただけに(主人公としてはちょっと地味だったけど)、あの悪玉連中をもう少しどうにかできなかったものか・・・さて。

う゛ーーーーーっ!なんか文句ばっかしでもアレなんで、ひとつだけ気に入った点を。

c0046869_1515548.jpg主人公のマークも悪くはなかったのだけど、小夏アンテナにビビッと反応したのはマイケル・ペーニャ演じる新米FBI捜査官ニック・メンフィスでありました。
濡れ衣を着せられたスワガー(マーク・ウォルバーグ)の無実をひとり信じ、中盤以降、スワガーと共に「巨大な敵」(?)に立ち向かう頼もしいパートナーとなるニック。(単にパシリとも言う?)
初登場時、とにかく無駄におどおどしていて「ヤル気のなさ」オーラ全開だったくせに、途中から一転「やるときゃやります!」モードに変わる、その成長っぷりが見ていてなかなか痛快だったというか。個人的には、ニックを主人公に据えて彼視点でストーリーを追っても面白かったような気がするのですが、さすがに物語が別モノになっちゃいますかね。却下?(笑)

鑑賞後、斜め後方に座っていた男子二人組の「面白かったな~♪」の会話に思わず反応。
必死で睡魔と戦っていた自分としては、「面白い」のセリフにびっくらこいてしまったのですが、どうやらご覧になったブロガー面々の評価も概ね好評のようでして。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうなんだ。
ま、まあ、たまにはこんな日もあるさね。(^~^;
(2007年6月1日 劇場鑑賞)
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by marienkind | 2007-06-07 16:34 | 映画評