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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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プレステージ (2006年、米)


先日、米映画宣伝会社パール・アンド・ディーン公式サイトで実施したアンケート、
【最もセクシーなスーパーヒーロー部門】で首位を独占したのは、なんとヒュー・ジャックマンクリスチャン・ベイルの御二方でした~!パチパチパチパチ。
なるほどねぇ。視点を変えれば、「プレステージ」X-MENとバットマンのガチンコ対決ってことになるわけだ。ふむ。

c0046869_2165143.jpg原題: THE PRESTIGE
監督: クリストファー・ノーラン
原作: クリストファー・プリースト 『奇術師』
脚本: クリストファー・ノーラン
    ジョナサン・ノーラン
出演: ヒュー・ジャックマン 
    クリスチャン・ベイル  
    マイケル・ケイン  
    スカーレット・ヨハンソン   
    パイパー・ペラーボ   
    レベッカ・ホール   
    デヴィッド・ボウイ   
    アンディ・サーキス



【STORY】 
19世紀末のロンドン。華麗かつ洗練されたパフォーマンスで魅せる“グレート・ダントン”ことロバート・アンジャー(ヒュー・ジャックマン)と、天才的なトリックメイカー“ザ・プロフェッサー”ことアルフレッド・ボーデン(クリスチャン・ベイル)。2人のマジシャンは、修業時代から互いを認め合いマジックの腕を競い合っていた。しかし、アンジャーの妻が脱出マジックに失敗して命を落とすと、その原因がボーデンにあったことからアンジャーは彼への復讐に取り憑かれていく・・・。(allcinema ONLINE)

c0046869_2173393.jpg世界幻想文学大賞に輝いた原作の映画化ということで、勝手に奇想天外なカルトムービーをイメージしていた自分としては、「トリックを駆使して繰り広げられる虚々実々の駆け引き!」といった華麗な展開を期待していたのですが(←例えば、「ルパン対ホームズ」とか「明智小五郎vs怪人二十面相」みたいな。って、どっちも古すぎ?)、ちょっと違っていたみたいです。
どちらかというと、ここで描かれているのは互いへの怨恨や妬み、そして憎悪といったドロドロした負のエネルギーそのもの。一人の人間に対する恐ろしいまでの執着心を真正面から捉えた作品であったと思う。(二人とも、やってる事はかなーりセコイんだけどね。^^;)
運命に翻弄された男たちの「愛憎劇」は、醜悪かつ滑稽でもあったけど、普段ニヒルな二枚目が板についたヒュー・ジャックマンが劣等感に苛まれ、「むきーーーーーっ!!」と悔しがる姿はなかなか新鮮で◎。そういう意味では胸躍る作品でもありました。

c0046869_2175911.jpgそんな男たちの壮大なる大喧嘩イリュージョン・バトルの中、個人的に気になったのが、ボーデンの奥方サラを演じたレベッカ・ホールという女優さん。公開前は、映画に華を添える存在としてスカーレット・ヨハンソンに熱い視線が注がれていたみたいですが、蓋を開けてみればこのレベッカさんが一番光っていたと思うのですよ。
ちょい惜しいのは華やかさに欠けること。でも、包み込むような母性と一途で健気な瞳がとても印象的な方なので今後も注目していきたいですね。少し馬面気味の長めの顔、そしてデカイ口元もまたチャーミングなり。(←褒めてます、念のため。)

c0046869_2182633.jpg終盤明らかになるアンジャーの必殺カラクリ技については賛否両論あるようですが、結局のところあのオチを許せるかどうかにかかっていると思われ。あそこで「ンなわけないだろっ?!」と興醒めしちゃったら、まずアウトかなー。
私も、「ファンタスティック・フォー」「ザ・フライ」で登場したような怪しげなマシンが突如登場した時点で一瞬イヤ~な予感が頭をよぎったりもしましたが、いいじゃん、いいじゃん、映画なんだから何だってありさ。むしろ好きです、こーいうの。
それに、世紀の大発明家ニコラ・テスラ(デヴィッド・ボウイ)とアンジャーが手を結んだ辺りから、胡散臭い匂いプンプンだったしね。こりゃひょっとしなくともトンデモオチが待ち構えていそうだぞ、と。(ニコラ・テスラ → 宇宙人やUFOネタでも有名だったりする)

c0046869_2112436.jpgそれよりも、私はボーデンのトリック(?)に単純にびっくらこいてしまったのですが、これって少数派?世間様のレビューを拝見する限り、皆さんけっこう早い段階で真相に達していたようでして・・・、アレですか?私が鈍チンだってことですかね?
しっかし、鑑賞後改めてボーデン関連シーンを思い起こしてみると、「アレ」も「コレ」も露骨にバレバレだったじゃーん!と思わず自己ツッコミ。いや、参ったぜ。(^~^;

結局のところ、「130分すべてを疑え!」の教えを忠実に守って目を皿のようにしてスクリーンを凝視していたつもりでも、大事なところぜ~んぶ見逃していたってことよのう。
嗚呼・・・お願いだから、もう一度初めから確認させて。
(2007年7月6日 劇場鑑賞)

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by marienkind | 2007-07-08 13:04 | 映画評