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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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ダークナイト (2008年、米)


先々週、『崖の上のポニョ』を観るつもりがガキンチョ長蛇の列に挫折しちゃった私。
そのときは、結局『ポニョ』の代わりに『ハプニング』を観たわけですが、昨日土曜日、時間があったので再び『ポニョ』にチャレンジしようと思い立ち・・・。
なのに、何故か吸い寄せられるように向かったのは『ダークナイト』の上映館。
いや、だってさ~、なんつーか、そこはやっぱりさ~。(笑)

c0046869_14481953.jpg原題: THE DARK KNIGHT
監督: クリストファー・ノーラン
脚本: ジョナサン・ノーラン
    クリストファー・ノーラン
出演: クリスチャン・ベイル
    マイケル・ケイン
    ヒース・レジャー
    ゲイリー・オールドマン
    アーロン・エッカート
    マギー・ギレンホール
    モーガン・フリーマン




ネタバレあり!
大したことは書いてませんが、一切の情報を遮断している方は要注意!



嗚呼・・・ヒース!!!

悔しい。
本作がヒースにとって事実上の遺作となってしまったことがとにかく悔しくてたまらない。
それだけ本作のヒースは素晴らしかった。
史上最凶の悪役ジョーカー。良心のカケラもない純然たる狂気、悪の化身。
ヒースは、ジョーカーを演じることで肉体的にも精神的にも相当追い詰められていたようだ。
俳優として鋭い感性を持っていたからこそ、ヒース自身、ジョーカーの狂気、禍々しさに蝕まれていったのかもしれないな。
「演じる」なんて甘いモノじゃない。ジョーカーの姿をしたヒース自身と言ってもいいだろう。
ヒース・レジャー、魂すべてを賭けた壮絶な演技だった。
惜しみない拍手を送りたいと思う。

c0046869_14493573.jpg
"Why So Serious?"

それにしても。
こ、こんな無慈悲な展開でいいんですか!?ノーラン監督~!!
まぁ、ノーラン監督のことだから、絶対甘っちょろい展開にはならんだろうと覚悟してたものの、まさかあの方がこんなことにっ!?とか、この人がああなっちゃうわけっ!?とか、何だかいろいろドヨヨヨ~~ンだったんですが・・・。
いやぁ~実にシビアです。だけど、ノーラン監督らしいと言えば“らしい”んだよねぇ。
とりあえず、Comic原作の娯楽モノと侮っていると痛い目見ること必至だと思います。
お子様連れの方も要注意。特にジョーカー関連シーンはかなり暴力的だと思うし、描写もリアルでグロかったりしますから。おまけにジョーカーは(顔を筆頭に)マジメに怖いから、トラウマに陥る純真なオコチャマも多いかもね。ってことで、念のため警告。

c0046869_20311441.jpg

ちなみに、タイトルの"The Dark Knight"は、劇中登場する"White Knight"(光の騎士)と対比させたもの。“希望と絶望”、“善と悪”、そして“光と闇”。
両者、相反する存在のように見えて実は表裏一体。なるほど、タイトルの意図するところに改めて思いを馳せるとこれまたやりきれない気持ちでいっぱいになるわけですが・・・。
人の心は弱い。簡単に悪の闇に飲み込まれてしまう。
ネタバレ覚悟で語っちゃうと(注意!)、『ダークナイト』はアナキン・スカイウォーカーがダークサイドへ堕ちてしまったと同様、人の心の弱さが招いた悲劇の物語なのだ。
恐るるべきは人の心の闇。
だけど、唯一の希望の光もまた人の心なんだよね。

『ダークナイト』、「凄い!」の一言です。間違いなく前作から数段レベルアップしとります。
私のレビューなんぞ読んでる暇があったら今すぐ映画館にダッシュするべし!べし!!
って私、な~んか微妙に布教モードになってる気もするんですが、一人でも多くの皆さまと
この興奮&感動を分かち合いたいんですよー。決して決して後悔はさせませんからっ!!
あ、だからと言って「後悔した!」と迫られても責任は負いかねますけど。(おぃ)
(2008年8月9日 鑑賞)

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みんなで『ダークナイト』で盛り上がって残暑を乗り切りましょ~
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by marienkind | 2008-08-10 18:09 | 映画評