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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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c0046869_9443820.jpg原題: THE DA VINCI CODE
監督: ロン・ハワード
原作: ダン・ブラウン 
音楽: ハンス・ジマー
出演: トム・ハンクス
    オドレイ・トトゥ
    イアン・マッケラン
    アルフレッド・モリナ 
    ジャン・レノ
    ポール・ベタニー
    ユルゲン・プロフノウ 
    エチエンヌ・シコ 
    ジャン=ピエール・マリエール



話題沸騰の映画、『ダ・ヴィンチ・コード』を観て参りました。
公開前から、配役のイメージが違い過ぎるとか(主人公の髪型が変だとか)、カンヌ映画祭で失笑を買ったとか、果ては「駄作」だとか、とにかく批判的な声ばかりが漏れ聞こえてきた本作。
一応、私も心して鑑賞に臨みました。さて、感想は・・・・・。

まず、鑑賞するにあたり気になったのは、やはり公開前から悪評飛び交っていたキャスティングについてでしたが、これは杞憂に終わりました。私にとっては嬉しい誤算となったわけです。
ロバート・ラングドンを演じたトム・ハンクスは、スッキリしたフェイスラインで若々しさを強調したのが功を奏したのか、違和感なく受け入れる事ができましたし、ソフィー役のオドレイ・トトゥも、キャリアを積んだ暗号解読官としてのパンチの弱さは否定できませんでしたが、まずまずのライン。
原作でいいムードだった恋愛要素を、映画では曖昧にした点も正解だったと思います。
その個性をイマイチ活かせないまま退場してしまったのは、実際にベズ・ファーシュのモデルとなったジャン・レノです。存在感は大きかったものの如何せん役どころとしての影が薄すぎ。
「別にジャン・レノじゃなくとも・・・」と、ふと脳裏を過ぎったのは私だけでしょうか。

c0046869_9445995.jpgc0046869_9451393.jpgそんな中、見応えたっぷりの演技を披露してくれたのは、イアン・マッケランとポール・ベタニーです。彼らについては、もはや文句のつけようがございません。飄々とした風貌と曲者然とした側面を併せ持つイアン・マッケランは、原作イメージとはまるで異なるリー・ティービング像を確立したと言えるのではないでしょうか。さすがです!
一方、ポール・ベタニー演じる修道士シラスの背筋が粟立つほどの狂気と言ったら! 映画では、彼の不幸な生い立ちについて語られることはほとんどありませんでしたが、悲しいまでの信仰心は心に深く焼き付けられました。やっぱり巧いわー。この二人。

分かりきっていることですが、ベストセラー小説の映画化は極めて難しいと言われています。
原作に忠実であることを心掛ければどこかで無理が生じるし、削除すれば原作ファンからブーイングの嵐。しかし本作に限っては、頭でイメージしたシーンが具体的にビジュアル化されたことに素直に喜びと興奮を感じたし、活字の限界を補って余りある映像の威力を感じました。
これこそが映画の醍醐味ではないでしょうか。
もちろん、原作の長大なストーリーを2時間30分枠にまとめ上げるわけですから、排除された箇所や急ぎ足を余儀なくされたシーンも無きにしも非ずです。
c0046869_9454371.jpg原作では、ラングドンとソフィーが幾つもの暗号を解読しながら、「SAN GREAL(聖杯)」→「SANG REAL(キリストの血脈)」というキーワードに辿り着いてゆく過程こそがキモでしたが、映画ではフィボナッチ数列もアナグラム解読シーンも予想以上にあっさり風味。
事件に至る直接の原因となった、ヴァチカンとアリンガローサ司教の確執や「オプス・デイ」の思惑も語られずじまいでしたから、「聖杯」の謎は一応解けたものの「だから何?」と釈然としない方も多いかもしれません。
そんな方には、やはり原作の一読をお薦めします。キリスト教の歴史的背景や西洋美術、聖書に造詣が深い方であればともかく、映画だけで全てを理解するのは至難の業でしょうし、原作を読むことで、事件の全容についても一歩踏み込んでクリアになるはずです。
何よりも知的好奇心を大いに満足させてくれる一冊であることは間違いありません。

・・・・・ということで、最後にひとつだけ質問させて頂いて宜しいでしょうか。
「いったいどこが “失笑” なのかしら?」(某氏の髪型は除く)
(2006年5月26日 劇場鑑賞)


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by marienkind | 2006-05-29 11:48 | 映画評

tattooはいかが?


c0046869_9174354.jpgどちらかというと、“tattoo”より「刺青」の呼び名の方が馴染み深い私としては(時代錯誤的コメントですね、ハイ)、「オシャレアイテムにタトゥー?へぇ~~!」の世界なのですが、ついに食玩にまで進出してきたというから驚きです。

■記事:本格的なタトゥシールが食玩に!

んん? 何気にコレクター魂がムクムクですわ、自分。
見かけたら思わず買っちゃいそうです。
個人的には、「経皮鎮痛消炎剤」メーカーでこんなオサレなものを販売して頂けると嬉しいんだけどなー。
ええ、そうです。サロン○スのことですよ。ほほほ。(^^;
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by marienkind | 2006-05-25 11:31

ここらでひとつ。


たまにはお遊びもいいだろうと思い、こんなものを選んでみた。
アタシャ、どーしても2個しかわからなかったとです。む、ムズイよ・・・。(汗)

Click♪

間違い探し、気になる5つの答えはコレだ!
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by marienkind | 2006-05-23 22:10

またやってしまったよ。本の一気買い。(^^;
今日は、ハリポタの新刊を買うことが目的だったのに、案の定、余計なものまでどっちゃり買い込んでしまいました。あああ、嬉しいやら、財布が痛いやら。


c0046869_20461869.jpgc0046869_20463579.jpg未亡人の一年(上下巻)
ジョン アーヴィング、新潮文庫


私にとっては初ジョン・アーヴィングです。村上春樹に通じる食わず嫌い作家の一人でしたが、今回は書店で開催していた「アーヴィング祭り」に便乗してw


c0046869_20502852.jpgc0046869_20511695.jpg聖女の遺骨求む 修道士カドフェルシリーズ(1)
死体が多すぎる 修道士カドフェルシリーズ(2)
エリス・ピータース、光文社文庫


一度廃刊の憂き目にあったけど、最近光文社から復刊されたみたいです。シリーズ全21巻。
全部読めるのか?自分。(^^;


c0046869_20514644.jpgオデッサ・ファイル
フレデリック・フォーサイス、角川文庫


最近の読書傾向がまったり路線だったので、この辺で一つハードな物をと思いゲットしました。あのフォーサイスですからおそらくハズレはないでしょう。(ほとんど知らないけど。爆)


c0046869_2052549.jpg
パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集
立風書房


未開の地サモアの酋長が初めて西洋文化に触れたときの演説をまとめた一冊です。数ページ捲った感触はなかなか良し。


c0046869_20531348.jpg『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第6巻 上下巻
J. K. ローリング、静山社


本日のメインディッシュ、ハリポタ最新作です。
ただいま一心不乱に読書中。その間ネット落ちすると思われますが(えーっと一晩くらい?)、ご了承下さいませw



あ、そういえば今日は『ダ・ヴィンチ・コード』の公開初日でしたね。
早速ご覧になった方もいらっしゃるのかしら?
公開に先駆けて上映されたカンヌ映画祭では、「失笑を堪えきれなかった」という酷評を散々目にしましたけど、堪えきれないほどの笑いっていったい・・・???
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by marienkind | 2006-05-20 19:03 | 書評

一年ぶりにエキサイトスキンを変更いたしました。
しばらくはシンプル爽やか系のコレでいきますので、どうぞよろしゅう♪
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by marienkind | 2006-05-16 17:03 | 日々雑感

c0046869_2150165.jpg原題: THE CONSTANT GARDENER
監督: フェルナンド・メイレレス
原作: ジョン・ル・カレ
脚本: ジェフリー・ケイン
出演: レイフ・ファインズ
    レイチェル・ワイズ
    ユベール・クンデ 
    ダニー・ヒューストン
    ビル・ナイ 
    ピート・ポスルスウェイト


  
 ――地の果てで、
    やっと君に帰る。――



フェルナンド・メイレレス監督作品、『ナイロビの蜂』を試写会にて鑑賞。

舞台はアフリカ、ケニアのナイロビ。
イギリス外務省一等書記官ジャスティン(レイフ・ファインズ)の妻テッサ(レイチェル・ワイズ)が救援活動中、ケニアのトゥルカナ湖畔で何者かに殺害される。妻の死に陰謀の匂いを嗅ぎ取ったジャスティンは、ひとり事件の調査に乗り出すのだったが・・・。

国家や企業の陰謀を題材とした作品といえば、最近では『ミュンヘン』や『シリアナ』などが思い浮かびますが、今回扱ってるテーマも相当重いです。
本作では、外務省官僚と大手薬品メーカーの癒着問題を軸に、アフリカで蔓延する疫病や貧困層の過酷な現状、そして人道的支援の限界などがリアルに描き出されています。そこに浮かび上がるのは、強者のエゴの犠牲となる弱者の姿でした。
そんな弱者のため精力的に救援活動に励んでいたテッサが、何故殺害されるに至ったのか。ジャスティンは「妻の死」の真相に辿り着くことができるのか。
現在と過去の回想シーンとを交互に織り交ぜながら、テッサの隠された真実、そして事件の全容が次第に明らかになっていく過程は実に見応えがあります。
サスペンスフルな展開をふんだんに盛り込んだ極上のラブストーリーを堪能させて頂きましたという感じですね。お腹イッパイ、大満足なり。
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(C)2005 Focus Features, LLC All rights reserved.

主要キャスト陣が私好みだったことも嬉しい要素でした。
まずは、主人公のジャスティンを演じたレイフ・ファインズ。いかにも律儀で礼儀正しそうな彼にこの役どころはドンピシャでした。常に哀しみを秘め湛えたような表情もいいですね。悲壮感漂ってると言い換えることもできますか。(笑)
そして、文句なしに絶賛したいのが正義感に燃え活力溢れる妻テッサを演じたレイチェル・ワイズです。劇中、突然どどんと登場した彼女の妊婦ヌードには驚愕しましたが、オスカー授賞式でリアル妊婦だったわけだから・・・・えーっと、えーっと、んん?
ま、まぁ、いろんな意味で納得のオスカーってわけですな。(^^;
さらに脇を固める役者陣も、ダニー・ヒューストン、ビル・ナイ、そしてピート・ポスルスウェイトとなかなか濃い面々。本音としては、ビル・ナイにもう少しスポットを当てて欲しかったかな。あくまで個人的趣味として。
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(C)2005 Focus Features, LLC All rights reserved.

一途に愛を貫いた男の心象風景を丹念に描いた傑作『ナイロビの蜂』。
心の旅路の終着点でジャスティンが見つけたものとは果たして・・・・?
これは必見の一本です。ぜひ映画館でご覧下さいませ。
(2006年5月12日 試写会鑑賞)

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by marienkind | 2006-05-14 00:03 | 映画評

PLUTO 3巻


c0046869_11411743.jpgPLUTO 3―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より
出版:ビッグコミックス
著者:浦沢 直樹×手塚 治虫



ネタバレ少々。
未読の方でこれから読むぞ!って方は要注意です。



いやはや、やっとこさの3巻です。
2巻発売が去年の4月だから、およそ1年ぶりってことになるんですね。いくらなんでも空白期間長すぎですって。このペースでは完結するまでどれほどの年月がかかることやら。
いえ、もちろん最後までお付き合いさせて頂きますけどね。

【STORY】
アトム、モンブラン、ノース2号、ブランド、ヘラクレス、エプシロン、そしてゲジヒト!!素晴らしき最強ロボットに贈られた恐怖の花園!!人とロボットが共存する社会で発生した最悪の殺戮と破壊!!犯人の目的は・・・・・!?正体は・・・・・!?(本書帯あらすじより)


あらすじにやたら「!!」の多用が目立つ第3巻。(笑)
まあ、それだけ話のスケールがデカクなってきたってことですか。
巻を重ねるごとに、ストーリーがどんどんどんどん壮大且つややこしくなってくるのは浦沢作品の常ですが、それにも増して鬱な展開まっしぐらなのが気になる今日この頃。手塚先生のオリジナル版もこんなにユーウツな物語なんですかね?

そんな中、唯一の癒しキャラとして登場したのがウランちゃんです。いいねーウランちゃん。
人間に限らず、生きとし生ける全ての者に対して「心の恐怖探知能力」を持つ彼女。“なんちゃってPLUTOのオッチャン”との心温まるエピソードにはしんみり泣かされてしまいました。
その後のドンデン返しにはちょっと仰け反りそうになりましたけど、読者のミスリードを誘うという点においては大成功!恐るべし、浦沢マジックですわ。
それはそうと、あのオッチャンは本当に今回でお役御免なのかしら?あのヨレヨレ具合がいかにも「浦沢キャラ」だっただけに、これでオサラバしちゃうのは勿体ないと思うんだけどな。
個人的には、電子頭脳搭載後の再登場を希望。切に・・・。
(2006年4月某日読了)

☆『PLUTO』1巻&2巻の感想は、こちら
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by marienkind | 2006-05-11 21:08 | 書評

c0046869_10161450.jpg原題: KISS THE GIRLS
監督: ゲイリー・フレダー
出演: モーガン・フリーマン 
    アシュレイ・ジャッド 
    ケイリー・エルウィズ 
    アレックス・マッカーサー 
    トニー・ゴールドウィン
    ジェイ・O・サンダース
    ビル・ナン 
    ブライアン・コックス



犯罪心理学捜査官アレックス・クロスが活躍するサイコ・サスペンス。人気ミステリ作家ジェームズ・パターソンの小説『キス・ザ・ガール』の映画化です。
若く有能な女性ばかりが狙われる連続誘拐殺人事件が起こる。自身の姪が誘拐されたクロス刑事は、犯罪心理学捜査官の視点から犯人が「誘拐した女性を監禁して楽しむ“コレクター”」であることを突き止めるが・・・。

「犯罪心理学のプロフェッショナル」にモーガン・フリーマンというのはなかなか鑑賞欲をそそられますね。この魅力的な配役だけで、★1つは確実にアップしそうです。だけど、肝心の内容については少し物足りなさが残ったかな。
「サイコ・サスペンス」というイメージからか、勝手に『セブン』のような展開を期待していたのですが、こちらは全体的に小さくまとまってしまった印象です。
序盤~中盤にかけて、誘拐された女性の一人が脱出を試みるあたりまでの緊迫感が、物語が終盤へと至るにつれどんどん萎んでしまったことは残念。ラストに用意されていたドンデン返しも衝撃が薄く、期待していたほどのカタルシスは得られませんでした。

とにかく、自分の中で盛り下がってしまった最大の要因は、犯人像の掘り下げ方がイマイチ中途半端だったこと。サイコ犯の異常心理にもう一歩迫ることが出来れば、極上のサスペンス映画になったかもしれないと思うと実にもったいないです。
どれほど物語や主人公を演じる役者が素晴らしくても、敵対する犯人像が魅力薄では作品として本領発揮できないことを悟りましたわ。
とは言え、主演のモーガン・フリーマンは、相変わらず抑えた演技ながら少々無鉄砲な刑事を熱演してましたし、唯一脱出に成功した女性を演じたアシュレイ・ジャッドの犯人との肉弾戦も見応えたっぷり。これだけでも一見の価値ありだと思います。
余談ですが、『SAW』でゴードン医師を演じていたケイリー・エルウィズが若手刑事役で出演しています。私は最後まで全く気づきませんでしたが・・・。

【トラックバック】 コレクター@映画生活
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by marienkind | 2006-05-06 14:28 | 映画評

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SIS(MI6)絡みで、もう一丁!


ダニエル・クレイグが新ボンド役を演じる007シリーズ最新作『カジノロワイヤル』のポスターがついに公開された模様。
ささっ!とにかくジックリ見るべし。
でもって、自由闊達な議論を交わそうではありませんか。
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by marienkind | 2006-05-01 20:59 | 映画情報