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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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話題作、「300」を観てまいりました。
そして、萌え燃え尽きました・・・。

c0046869_21492069.jpg監督、脚本: ザック・スナイダー
原作、製作総指揮: フランク・ミラー
出演: ジェラルド・バトラー
    レナ・ヘディ
    デヴィッド・ウェンハム
    ドミニク・ウェスト
    ミヒャエル・ファスベンダー
    ヴィンセント・リーガン
    トム・ウィズダム
    アンドリュー・プレヴィン
    アンドリュー・ティアナン
    ロドリゴ・サントロ



「スパルタ」と聞いて、私なんぞは「国家」よりも「教育」のそれを連想する世代なわけですが、なるほど、「スパルタ教育」ってのは、“スパルタ式育成システム”に由来していたというわけですか。(って、今さらですかいな?^^;)
劇中でも冒頭でチラリと触れておりましたが、その詳細についてはいつものごとくウィキペディアさんにお任せってことで、簡単に引用しますと、

【スパルタ教育】
「子供は都市国家スパルタのもの」とされ、生まれた子供はすぐに長老の元に連れて行かれた。そこで「健康でしっかりした子」と判定されれば、育てる事が許される。病身でひ弱な子供は、ターユゲトンのもとにあるアポテタイの淵に投げ捨てられた。
また、7歳になった子供たちは軍隊の駐屯地に集められ、同じ規律の下、生活と学習も一緒に行われた。そこでの規律は「命令服従すること」「試験に耐え、闘ったら必ず勝つこと」などで、頭は丸刈りにされ、下着姿に裸足で訓練を行った。(詳細)

だそうで。いやはや、これはまた凄まじいことで。
兎にも角にも、こうやって過酷な試練を乗り越えて来た者だけが、あれだけ屈強な肉体と不屈の闘志をもつスパルタ@ファイターとして生き残れるってわけですね。どうりであの腹筋の割れ具合はハンパじゃないと思いましたですよ。300人総員腹筋6枚割れ・・・ってそういう問題じゃないですね、すみません(笑)。ちなみに、スナイダー監督曰く「あの腹筋」にはCG処理を一切加えていないとのことですが・・・マ、マジ?(^~^;

で、物語はというと、100万人のペルシア軍勢をわずか300人のスパルタ精鋭で迎え撃ったという、歴史的にも名高い「テルモピュライの戦い」(紀元前480年)」を描いたものだそうで、一応、映画も大筋では史実に基づいて作られているみたいですね。けど、ここは歴史のお勉強半分、娯楽半分くらいの感覚で鑑賞するが吉なんでしょうな、きっと。
c0046869_2212810.jpgだって原作&製作総指揮があの「シン・シティ」のフランク・ミラーだって言うし、加えて監督が「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダーでしょ?この最強(凶?)タッグなら、歴史的云々より戦闘ビジュアルにまずはチカラ注いでいるはずだもん。
きっととかとか、ついでになんてモンが、ザクッとちょん切れちゃったりするんだろうなぁ~ってのは容易に予想できちゃうわけで、ええ。(原作イメージ→)

けど、予想というのは往々にして外れるもの。
確かに、うず高く積まれた屍の山や夥しい血の海など、グロいシーンもテンコ盛りだったけど、それ以上に映像の美しさに目を奪われる作品でもあったのだ。これは嬉しい誤算でした。
知略と武勇に長けたプロ戦闘集団が見せる、一糸乱れぬフォーメーションと秩序立った攻守バランス、そして流れるような槍技の乱舞・・・あぁもう、うっとりです。萌えます。惚れます。
特に、空を真っ黒に覆い尽くす無数の矢が雨のように降り注ぐクライマックスは圧巻の一言。悲しくも壮絶なシーンだったけど、最期まで貫き通したスパルタ戦士としての誇りに心が打ち震える思いでありました。

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実はこの日、「プレステージ」「300」をハシゴする気満々だったのですが、「300」を観た後、なぜか観る気力が萎え萎えになってしまったことを告白しておきます。
だって、プライドと自由を賭けて命懸けの戦いに挑むマッチョ軍団が文句なしに格好良かったんだもーーん。そのままどっぷり「300」ワールドに浸っていたかったんだもーーん。
スナイダー監督は製作にあたって、「フランク・ミラーの劇画ワールドに観客を引き込む」宣言をされていたそうですが、なんのなんの、もう十分に心奪われましたから、自分。
っていうか、アドレナリン全開で一気にエネルギー搾り取られた気分ですわ。(げっそり)

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さあ、みんな!マッチョな怪人ジェラルド・バトラーに酔いしれるのよ!
「合言葉」は?
This is SPARTAAAAAAAA!!!!!

(2007年6月23日 劇場鑑賞)

★TB受け取れないBLOGさんには、大変ご迷惑お掛けしております。
 以下、記事にリンクさせて頂きました。
 「この世界の憂鬱と気紛れ」様「或る日の出来事」様
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by marienkind | 2007-06-25 19:36 | 映画評

皆さんは迷子になったことってあります? 私はあります。それも度々。(汗)
あ、もちろん子供の頃の話ですよ。場所は迷子の定番「デパート」が多かったかな。
3~4歳頃の子供にとってデパートにお出かけってそれだけで心躍るイベントだったし、当時の自分って、一旦興味の対象に出くわすと後先考えず姿をくらますような大迷惑なオコチャマでしたからねぇ。迷子初体験時こそ、それなりにパニクったものの、懲りずに回数重ねてるうち慣れてきたというか、混乱しながらも「どーすりゃ、この危機的状況から脱出できるんだ?」と冷静に現状分析できるようになってきたというか。
えー結局なにが言いたいかっていうと、ギリギリ極限状態に追い込まれれば、わずか3歳児でもそれなりの自己判断が可能だってことですよ。安易な選択をしているようでも、案外ちゃんと物事の本質は見極めて行動してるってこと。子供は大人が考えてる以上に図太い精神を持った生き物かもしれませんですね。ふふ。

と、やたら長い前置きをウダウダ語ったのは、まさに本書がそんな「迷子」のお話だったから。
とはいえ、こちらは私の迷子エピソードとは比べようもないくらいソーゼツでしたけど。

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著者: スティーヴン・キング
訳者: 池田 真紀子
出版: 新潮文庫



水も食料も尽きた。
スズメバチの猛攻、酷い下痢、真っ黒で巨大な蛇、頭部だけ切り取られた鹿の残骸、
そして、そして・・・、
“得体の知れないアレ、特別のアレ”
おしっこがしたかっただけなのに、
ちょっとだけ森に足を踏み入れただけなのに、
どうしてこんなことになっちゃったの?



さて、本書の舞台となった「森」ですが、これは実在の場所だそうです。
その具体的な大きさは、メイン州北部からニューハンプシャー州、さらにはジョージア州北部に至るほどというから驚異のデカさですね。その中を延べ3200キロの遊歩道が走っているそうで、単純計算すりゃニッポン全土より長いじゃん!って話しなんですが、それはさておき。

読んでいて非常に興味を惹かれたのは、主人公が体験するサバイバルのノウハウについて、実に具体的、実践的な視点で描写されていた点です。まとわりつく「虫」との格闘や「食料」の採取方法など、サバイバルの基本から応用に至るまで事細かく記されているので、「物語」という要素抜きにしてもかなり楽しめるのではないかと思います。アウトドア派の必読本?
とりあえず内容については、まっさらな状態で読んで頂いたほうが断然面白いと思うのでサクッと割愛。基本的に、“少女がひたすら森を彷徨う”という、“ただそれだけ”の直球ストーリーなので非常にわかりやすいですし、キングにしては珍しく軽妙な語り口でとんとん進むので中だるみなく一気に読めてグーです。従来のキングファンにはもちろんのこと、キングはちょっと敬遠気味なのよねぇ、という方にも、かなりとっつきやすい一冊ではないでしょうか。
とはいえ、侮ってかかると相当痛い目見ると思うけどね。
そこはやっぱりほら、モダンホラーの帝王S.キングだし。うひ、うひひひひ。
(2007年6月16日読了)
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by marienkind | 2007-06-20 00:09 | 書評

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ありゃ?またまた吾朗チャンがひとり突っ走っちゃってる?
それとも、いつもの某Pのヘタな戦略ですかね?
「宮崎吾朗の内側に迫る」ってもなぁ・・・。別に、彼の「眉間」のクローズアップなんて見たくな・・・、ごほっごほっ。
いや、もうなにも言うまい。

ジブリの宮崎吾朗監督が巨大ポートレートに!


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私は断然こっちの方に興味あり。→
早速明日にでも貰ってこよっと。

ゲド戦記DVD公式サイト「ゲドを読む。」
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by marienkind | 2007-06-12 20:09

2000年の「このミステリーがすごい!」で海外作品部門第1位に輝いたベストセラー小説「極大射程」(スティーヴン・ハンター原作)の映画化。
原作は未読ですが、「このミス」グランプリに輝く作品なら、その面白さは保証付きだろうし、この手の骨太アクションが自分好みだったこともあり、公開を楽しみにしていた作品です。
“孤高の狙撃手”マーク・ウォルバーグにもちょっと興味あったしね。

c0046869_23373310.jpg原題: SHOOTER
監督: アントワーン・フークア
原作: スティーヴン・ハンター 『極大射程』
出演: マーク・ウォールバーグ
    マイケル・ペーニャ
    ダニー・グローヴァー
    ケイト・マーラ
    イライアス・コティーズ
    ローナ・ミトラ
    ネッド・ビーティ
    ラデ・シェルベッジア



えーー、とっとと告白しちゃいますが、この映画、私にはいまいちダメでしたっ!!
映画に関してはけっこうキャパの広い方なので、単に自分のツボにヒットしなかったってことだろうけど、珍しく最後の最後まで乗り切れないまま終わっちゃった。なんでだ?

c0046869_23454245.jpgで、ちょっと冷静になってその原因を探ってみたのだけど、ワタクシ、全ての元凶は「悪役キャラにあり」ではないかと思うわけなのだな。要するに、“合衆国”を揺るがすほどの組織にはとてもじゃないが見えないってこと。(キャッチコピー「合衆国vs孤高の狙撃手」)
とりあえず、ダニー・グローヴァーのオッチャンはまだ許せるとして、その手下連中がいかにも絵に描いたような小者ばっかりだし、極めつけは悪を牛耳る「黒幕」ってヤツの存在、これがあまりにショボすぎる。あれじゃ、まるで私腹を肥やす「悪代官&越後屋」の構図にしか見えんて。
c0046869_23491930.jpg思うに、主人公がいくら一人で頑張っても、それだけで映画は成り立たないってことなのね。敵方にもそれなりのドラマがあって初めて主人公が魅力的に息づくってこと。主演のマーク・ウォルバーグが気合十分、演技・銃撃アクションと奮闘していただけに(主人公としてはちょっと地味だったけど)、あの悪玉連中をもう少しどうにかできなかったものか・・・さて。

う゛ーーーーーっ!なんか文句ばっかしでもアレなんで、ひとつだけ気に入った点を。

c0046869_1515548.jpg主人公のマークも悪くはなかったのだけど、小夏アンテナにビビッと反応したのはマイケル・ペーニャ演じる新米FBI捜査官ニック・メンフィスでありました。
濡れ衣を着せられたスワガー(マーク・ウォルバーグ)の無実をひとり信じ、中盤以降、スワガーと共に「巨大な敵」(?)に立ち向かう頼もしいパートナーとなるニック。(単にパシリとも言う?)
初登場時、とにかく無駄におどおどしていて「ヤル気のなさ」オーラ全開だったくせに、途中から一転「やるときゃやります!」モードに変わる、その成長っぷりが見ていてなかなか痛快だったというか。個人的には、ニックを主人公に据えて彼視点でストーリーを追っても面白かったような気がするのですが、さすがに物語が別モノになっちゃいますかね。却下?(笑)

鑑賞後、斜め後方に座っていた男子二人組の「面白かったな~♪」の会話に思わず反応。
必死で睡魔と戦っていた自分としては、「面白い」のセリフにびっくらこいてしまったのですが、どうやらご覧になったブロガー面々の評価も概ね好評のようでして。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうなんだ。
ま、まあ、たまにはこんな日もあるさね。(^~^;
(2007年6月1日 劇場鑑賞)
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by marienkind | 2007-06-07 16:34 | 映画評