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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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c0046869_1459551.jpg原題: The Golden Compass
監督: クリス・ワイツ
原作: フィリップ・プルマン
    『黄金の羅針盤』(新潮社)
出演: ニコール・キッドマン
    ダコタ・ブルー・リチャーズ
    サム・エリオット
    ダニエル・クレイグ
    エヴァ・グリーン
    クリストファー・リー
    トム・コートネイ
    デレク・ジャコビ
    ベン・ウォーカー
    サイモン・マクバーニー
    ジム・カーター
声の出演:
    イアン・マッケラン
    フレディ・ハイモア
    キャシー・ベイツ



うーーーー・・・、正直、消化不良気味です。これは続きモノの宿命でしょうか。
人間の魂を司る「ダイモン」「空飛ぶ魔女」「鎧クマ」など、ファンタジーの王道的設定がテンコ盛りだったにもかかわらず、鑑賞後に感じるこの奇妙な物足りなさは一体・・・?

c0046869_14595218.jpg本作があくまで3部作の導入部であり、今後徐々に明らかになってくる部分が大きいってのはわかるけど、それでもライラ初心者には少しばかり説明不足ではなかろうか?世界観に馴染んでくる中盤あたりまで、ついて行くのがやっとでした。
あと、「黄金の羅針盤」「ライラの特殊能力」との関係についても、もう少し突っ込んで触れて欲しかったかな。
いくら「選ばれし者」とは言え、ライラが瞬時にして羅針盤を使いこなせるようになるのはちょい強引じゃないの?と思うし、これじゃせっかくの重要アイテムが「なんでもアリ」の安っぽい便利アイテムに成り下がってしまうような気がするのだ。
c0046869_1503830.jpgもちろん、「黄金の羅針盤=世界の真実を知る真理計」というからには、そうそう簡単に謎の答えを披露するわけにゃいかんだろうし、これが原作オリジナルの展開と言われちゃ何も言い返せないけど、なんだかな~・・・んーー、要するに、映画としてもっとドラマチックにアレンジの幅を持たせても良かったのでは?と言いたいわけよ。ほら、もう少し羅針盤に最終切り札的な役割を持たせるとか、絶体絶命のピ~ンチ!ライラついに特殊能力発動!とかさ~。

c0046869_151385.jpgだけど、キャストについてはほぼ満足。(主に女性陣)
ダコタ・ブルー・リチャーズ扮するライラが、物語が進むにつれ自身の役割を自覚、次第にキリリとした表情に変わってゆく過程はなかなか面白かったし、ニコール・キッドマンの完璧な美貌も冷酷無慈悲な鬼ババ(Ooooops!!)もとい悪女役にドンピシャだったと思うしね。
唯一、想像と違ったのは、魔女を演じたエヴァ・グリーン嬢。どんな色気テクで攻めてくるか期待していたのに全然そっち系じゃなかったのね・・・。(いや、これ児童向けだから)
男性陣はねー、とにかくダニエル・クレイグさんの登場シーンが「なんじゃそりゃっ!?」ってほど少なくて、これにはかなり落胆モード・・・・だったんだけど、気球乗りのリー・スコーズビー(サム・エリオット)のウルトラ級の激シブっぷりに免じて水に流すことにした。(おぃおぃ)
いや~、まさかここに来てかつてのオヤジ萌えが再燃するとは思わなんだが、彼が登場するなら次回作も絶対観るぞーーっ!と心に固く誓った小夏さんなのであった。

c0046869_1592887.jpgc0046869_20185662.jpgc0046869_15102345.jpg
ダイモンはぎゅーーーっ!ってしたいくらいカワユイの~! これがほとんどCGって驚きだよね。

ところで、本作が興行的に相当崖っぷちってマジですか?
いや、興行次第では次回作の製作が危ういかも、なんて噂を最近チラホラ耳にするんだけど、今回露骨に“To be continued~・・・”なエンディングだったし、万一ここで頓挫なんてしたものなら、えらく中途半端な物語になっちゃうと思いません?。それはさすがにヤダなー。
まっ、とりあえず鑑賞後に残るこの微妙なモヤモヤ感を続編できっちりフォローしてもらう意味でも、とっとと次行って貰いたいものです。うかうかしてると、ダコタちゃんの著しい成長っぷりも深刻な懸念要因になっちゃうぞ~。(^^;
(2008年3月20日 鑑賞)

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by marienkind | 2008-03-29 14:11 | 映画評

ここ数日、ネット落ちしていた間にショックなニュースが・・・

■記事:SFの巨匠、アーサー・C・クラークさんの生涯

アーサー・C・クラークの作品は、『2001年宇宙の旅』シリーズ+αをかじった程度でぶっちゃけあまり詳しくないし、新作を追いかけるほど熱烈なファンだったわけでもありません。
だけど、個人的に尊敬していた偉大なSF作家だっただけに、突然の訃報はやはりショックでした。自分の中でひとつの時代が終わってしまった、そんな気持ちです。

ちなみに、タイトルにした一節 “生きているうちに地球外生命体が・・・” は、
昨年12月、死期を悟ったクラーク氏が親しい友人に向け残したメッセージだそうです。

享年90歳。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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近いうち『2001年宇宙の旅』シリーズを最初から読み直してみようかな~・・・
追悼の意味も込めて。
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by marienkind | 2008-03-24 14:33 | 気になる話題

カラ兄、読書中。


2008年の初め、ひそかに掲げた目標のひとつ。
世界文学の最高傑作を読む!

で、選んだ作品がこれ。
ドストエフスキー著「カラマーゾフの兄弟」(通称「カラ兄」)

c0046869_2101959.jpg思い立ったら即行動!早速、今年のお正月から読み始めました。
実は、上中下巻3冊からなる本書を購入したのは遡ること10年前。当然、新潮社の旧訳版です。
何度も読もう読もうと思いながら、その都度表紙のドストエフスキーさんの気難しげなお顔に圧倒されて萎え萎え~・・・の繰り返し(同意求ム→)、当然の結果として、自分の所有する積読本の中でも最長期間を誇ることに。
だから今回、上巻の中盤くらいまで読み進めることが出来て、「おっ?今度こそいけるんじゃないの?自分」と淡い期待を抱いたりもしたのですが、えーーっと、結局挫折しました。(爆)
間の悪いことに、その頃突如として海外ドラマに目覚めちゃったりしてからに。他に読みたい本が次々出てきちゃったというのもあるんですけどね。(ぐ、ぐるじい・・・)
まぁとにかく、その煽りを全面的に受けたのが「カラ兄」だったわけで、ドストエフスキーさんには本棚へとご退場頂いたのですが、他の併読本は全く影響を受けなかったのになんでだろ?
ってそこは深く追究しないように。

そんなとき飛び込んできたのが、ブログ仲間のボーさんの「カラマーゾフの兄弟」感想文。
あら偶然♪二人とも同時期に同じ本を読んでいたってわけね♪ってそんな話は置いといて、小夏さん的に納得いかんのは、一方はしっかり読破していたと言うのに自分はアッサリ挫折しちゃったってことなのよー。
ってそこかよっ!のツッコミが入りそうではありますが、なんだかな~・・・私ってこういうつまらないところで勝手にライバル心が沸々湧き起こってきちゃうタイプだったりするんですねぇ。
ということで、数日前から再び読み始めました。「カラ兄」。
ボーさんからは「光文社文庫の新訳をオススメ」とのアドバイスを頂きましたが、こうなったら意地でも「旧訳」で読んでやるっ!(だ~か~ら~そこで競争心むき出しにしてどーするよ)
とりあえず、この前挫折した時は「無言実行」を試みたけど、今度は「有言実行」で!
微妙に「有言不実行」に終わる予感がしなくもないんだけど・・・。(既に弱気な私)
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by marienkind | 2008-03-15 21:47 | 書評

c0046869_22155142.jpgクリストファー・プリースト著『双生児』読了。
予めの情報としては、「歴史改変モノ」ということのみ。
あとはまっさらな状態で臨んだので、序盤・中盤・終盤と律儀に三段階に分けて騙されてしまった。

とにかく変り種の一冊。「近年稀にみる傑作」と評する方がいる一方で、読了してなお「???????」という方も相当多いのではないか。
作品や訳者との相性もありそうだが、プリーストの騙しのテクニックは相当「いけず」だと思う。禁じ手一歩手前の要素をバンバン使ってくるからね。

内容については何も語れず。感想も詳しく書けないや。
タイトルの意味するところ、歴史改変の謎、ジャンルはミステリー?SF?ファンタジー? 何を語ってもネタバレになるので封印。あらすじ書くのも禁止。(私もいけず?笑)
とりあえず一つだけ。
「ルドルフ・ヘス」という人物について、予備知識があるとないとでは大違いなので、こちらを一読のうえ本書に取り掛かるのが宜しいと思われ。
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by marienkind | 2008-03-07 13:17 | 書評