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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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M・ナイト・シャマラン監督の『ハプニング』を鑑賞。

いや、本当はずいぶん前に観ていたんですがね。
感想も早く書かねばと思いながら、『ダークナイト』の強烈なインパクトの前に記憶が遥か彼方に行っちゃいまして・・・もう書くのやめちゃおうかな?とも思ったんですが、でもねぇ。
やっぱり自称“シャマラー”としてはこれをスルーするわけにゃいかんよな~と思うし、それにひょっとしたら「小夏さんの書いた『ハプニング』感想、読みたーーい!!」な~んて嬉しいこと言って下さる方もいらっしゃるかもしれませんしね。(・・・いるのか?)

c0046869_17412299.jpg原題: THE HAPPENING
監督: M・ナイト・シャマラン
脚本: M・ナイト・シャマラン
出演: マーク・ウォールバーグ
    ズーイー・デシャネル
    ジョン・レグイザモ
    アシュリー・サンチェス
    スペンサー・ブレスリン
    ベティ・バックリー
    ヴィクトリア・クラーク
    フランク・コリソン
    ロバート・ベイリー・Jr
    ジェレミー・ストロング
    アラン・ラック
    M・ナイト・シャマラン
    アリソン・フォランド
    クリステン・コノリー



そんなわけで、『ハプニング』です。これ、特にネタバレも何もないっすね。
ただただ原因もわからないまま人間がバタバタ死んでいくだけ。ただそれだけ。
「テロリストの仕業?」とか「自然ウィルス?」とか、その原因(らしきもの)は劇中でさりげなく説明されるけれど、最終的な結論はラストに至っても明らかになりません。
地震や竜巻同様、「自然の脅威の一種らしい」ということのみ。それも推測に過ぎません。
でも、確かにこのまま温暖化が進めば環境破壊はもちろん、『ハプニング』のような災厄(?)が突然起こっても決して不思議じゃないよねぇ~・・・なんてことを漠然と考えさせられたり。
シャマランが作品に仕掛けるメッセージってわりと明快ストレートで好きです。
『シックス・センス』の頃から一貫してブレがありません。環境問題や人種差別等その時代に対応した問題提起+「生と死」について。非常にわかりやすいです。
それを、いかにもな社会派ドラマで深刻に訴えるでもなく、B級テイストのノリで軽くやっちゃうところがシャマランらしくていい。

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ただ、以前から気になっていたことがひとつ。
シャマランは人間描写がイマイチって気がするんですよね。本編の幕間に人間ドラマが挿入されるのですが、これがどうも“とってつけた感”があるというか蛇足に思えて仕方がない。
例えば本作の主人公と妻の関係。ある秘密を隠し持つ二人が(これが大した秘密じゃない)、共に命の危機を乗り越えることで互いに歩み寄る、というエピソード。夫婦に託された友人の娘との心の交流を絡めて感動ドラマとして盛り上がるはずなのに、悲しいかな微妙にチープ感が否めない。これはキャストのせいなのか、はたまたシナリオの問題なのか・・・。
個人的には後者のような気がしてならんのですが、ここはしつこく追究するまい。
というかね、もういっそシャマランは人間ドラマ抜きで勝負したらいいですよ。
とりあえず背筋が凍るようなオーソドックスなホラーを強く希望!
だって『ハプニング』、冗談抜きに怖かったんだもーん。
「未知なるものに襲われる恐怖」という点については正直あまり怖さを感じなかったのだけど、人間として機能停止した「ヒト」が自ら命を絶つ、そのビジュアルがねぇ~・・・ひぃ~~
今までずっとホラーにもスプラッターにもそこそこ耐性があると思っていた小夏さんですが、『ハプニング』の「死にざま」には心底ギョッとしましたよ。視覚的に怖いったらありゃしない。

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こういったホラーセンスって努力して培われるものじゃないし、テクニックだけ駆使しても限界があるものだと思うけど、シャマランは人が潜在的に「怖い」と感じるツボを実によく心得ているなといつも感心させられます。それ以外はわりと穴だらけで作品自体はバランス悪かったりするんですが、ホラー視点にかけてはマジでピカイチだと思う。これは天賦の才かもしれん。
となれば、そこをアピールしない手はないですよ。
なので、シャマラン監督には、本気で一度純然たるホラー映画ってヤツに取り組んで貰いたいですねぇ。だって、シャマラン監督が撮った『TATARI』とか『SESSION9』とか、ちょっと興味ありません?私はめっさ観たいんですがっ!!!!!!(力説)
・・・・え?作品がマイナー過ぎてわからんですと?
(2008年8月2日 鑑賞)
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by marienkind | 2008-08-17 10:56 | 映画評

先々週、『崖の上のポニョ』を観るつもりがガキンチョ長蛇の列に挫折しちゃった私。
そのときは、結局『ポニョ』の代わりに『ハプニング』を観たわけですが、昨日土曜日、時間があったので再び『ポニョ』にチャレンジしようと思い立ち・・・。
なのに、何故か吸い寄せられるように向かったのは『ダークナイト』の上映館。
いや、だってさ~、なんつーか、そこはやっぱりさ~。(笑)

c0046869_14481953.jpg原題: THE DARK KNIGHT
監督: クリストファー・ノーラン
脚本: ジョナサン・ノーラン
    クリストファー・ノーラン
出演: クリスチャン・ベイル
    マイケル・ケイン
    ヒース・レジャー
    ゲイリー・オールドマン
    アーロン・エッカート
    マギー・ギレンホール
    モーガン・フリーマン




ネタバレあり!
大したことは書いてませんが、一切の情報を遮断している方は要注意!



嗚呼・・・ヒース!!!

悔しい。
本作がヒースにとって事実上の遺作となってしまったことがとにかく悔しくてたまらない。
それだけ本作のヒースは素晴らしかった。
史上最凶の悪役ジョーカー。良心のカケラもない純然たる狂気、悪の化身。
ヒースは、ジョーカーを演じることで肉体的にも精神的にも相当追い詰められていたようだ。
俳優として鋭い感性を持っていたからこそ、ヒース自身、ジョーカーの狂気、禍々しさに蝕まれていったのかもしれないな。
「演じる」なんて甘いモノじゃない。ジョーカーの姿をしたヒース自身と言ってもいいだろう。
ヒース・レジャー、魂すべてを賭けた壮絶な演技だった。
惜しみない拍手を送りたいと思う。

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"Why So Serious?"

それにしても。
こ、こんな無慈悲な展開でいいんですか!?ノーラン監督~!!
まぁ、ノーラン監督のことだから、絶対甘っちょろい展開にはならんだろうと覚悟してたものの、まさかあの方がこんなことにっ!?とか、この人がああなっちゃうわけっ!?とか、何だかいろいろドヨヨヨ~~ンだったんですが・・・。
いやぁ~実にシビアです。だけど、ノーラン監督らしいと言えば“らしい”んだよねぇ。
とりあえず、Comic原作の娯楽モノと侮っていると痛い目見ること必至だと思います。
お子様連れの方も要注意。特にジョーカー関連シーンはかなり暴力的だと思うし、描写もリアルでグロかったりしますから。おまけにジョーカーは(顔を筆頭に)マジメに怖いから、トラウマに陥る純真なオコチャマも多いかもね。ってことで、念のため警告。

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ちなみに、タイトルの"The Dark Knight"は、劇中登場する"White Knight"(光の騎士)と対比させたもの。“希望と絶望”、“善と悪”、そして“光と闇”。
両者、相反する存在のように見えて実は表裏一体。なるほど、タイトルの意図するところに改めて思いを馳せるとこれまたやりきれない気持ちでいっぱいになるわけですが・・・。
人の心は弱い。簡単に悪の闇に飲み込まれてしまう。
ネタバレ覚悟で語っちゃうと(注意!)、『ダークナイト』はアナキン・スカイウォーカーがダークサイドへ堕ちてしまったと同様、人の心の弱さが招いた悲劇の物語なのだ。
恐るるべきは人の心の闇。
だけど、唯一の希望の光もまた人の心なんだよね。

『ダークナイト』、「凄い!」の一言です。間違いなく前作から数段レベルアップしとります。
私のレビューなんぞ読んでる暇があったら今すぐ映画館にダッシュするべし!べし!!
って私、な~んか微妙に布教モードになってる気もするんですが、一人でも多くの皆さまと
この興奮&感動を分かち合いたいんですよー。決して決して後悔はさせませんからっ!!
あ、だからと言って「後悔した!」と迫られても責任は負いかねますけど。(おぃ)
(2008年8月9日 鑑賞)

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みんなで『ダークナイト』で盛り上がって残暑を乗り切りましょ~
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by marienkind | 2008-08-10 18:09 | 映画評

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を鑑賞。
(今頃!?おっそーーい!の声がそこかしこから聞こえてきそうですが・・・)
えーっと、一応、ネタバレ情報抜きで観たんですが、それでも耳に入ってくるのが世間の評判ってヤツですよね。どちらかというと不評っぽい・・・のかな? とは言っても、強烈に批判されてるわけじゃなくて、単に「目新しさがない」とかそんなボヤキ程度の不満みたいだけど。
まあ、それでも長いこと待ち望んでようやく!の続編なわけだし、ここは素直に「インディ祭り」しちゃえばいいんじゃないの?
な~んてエラソーに語っていたワタクシでしたが、果たして!?

c0046869_1958140.jpg原題: INDIANA JONES AND
THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL
監督: スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮: ジョージ・ルーカス
音楽: ジョン・ウィリアムズ
出演: ハリソン・フォード
    シャイア・ラブーフ
    レイ・ウィンストン
    カレン・アレン
    ケイト・ブランシェット
    ジョン・ハート
    ジム・ブロードベント
    イゴール・ジジキン
    アラン・デイル



面白かったです。いや、嘘じゃありませんって!(笑)
本当にすごく楽しめたんですよ。ただ、ちょっとびっくらこいたと言いますか・・・。
だってこれ、インディっていうよりもさーー・・・、う゛ーーーー。

いえね、サブタイトル(クリスタルスカル~)の公表があったとき、「ひょっとして今度のインディには●宙●が登場しちゃうとか?とか?」なんてことが一瞬頭を過ぎりましてですね・・・。
クリスタルスカルがオーパーツ(Out Of Place Artifacts)だってのは結構有名な話だし、オーパーツを宇宙考古学と関連づける説も多いですからね。それ繋がりっていうか。
まあ、それでも、さすがにインディでそれはなかろう~と。・・・・・・・・・甘かったです。
以前、スピルバーグ監督が何かのインタビューで、「今回のインディでは初心に戻る」なんてことを意気揚々と語っていたと思うのですが、「初心に戻る」ってこーゆーことだったんすかね?
自分は決してキライじゃないですけどね、E.T.ネタ。(あ、言っちゃった)

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このシルエットに興奮を抑えきれない観客は多かったことだろう。

で、今回インディ(ハリソン・フォード)の相棒役だったマット(シャイア・ラブーフ )が実は・・・?
のオチにもしっかり驚かされてしまったんですが、私って単純すぎですか?少し頭働かせれば気づきそうなものだけど、如何せん夏バテの後遺症がねぇ・・・・と一応言い訳をしておく。
まあ要するに、全てが元の鞘に収まってめでたしめでたしなエンディングを迎えたわけで、やや安直だしご都合主義的なニオイがしないでもないけれど、シリーズ幕引きの演出としてはなかなか粋な計らいと言えるのではないでしょうかね。それにヘンリー3世の登場で、続編の可能性を示唆したと捉えることも出来そうだし・・・って、さすがにこれは先走り過ぎかな。
まあ、ハリソン御大の年齢を考えると、主役交代案が出るのも致し方ないことですが、個人的には、足元よれよれハリソン@インディもなかなか味わい深くてよろしいのでは?と思うわけでして、ご老体に鞭打って頑張ればギリギリあと一本くらいどうにかなるんじゃない?
・・・なんちゃって。鬼ですかね?ワタシ。(^^;

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ハリソン君、アクションシーンも頑張っちゃいます!の図。

でも、こうやって何だかんだとツッコミ入れつつも楽しめちゃうのがインディなんだよね。
やっぱりインディシリーズは面白いです。E.T.だけど。(←しつこい!笑)
で、帰り際やっちまったですよ!ええ、ええ、「8月末までの期間限定 インディシリーズ3部作DVDセット 20%OFF」、サクッとお買い上げ~!しちゃったんですよ~!
だってだって、「期間限定」とか「~%OFF」って言葉にめちゃくちゃ弱いんだもん・・・ううっ。
でも、帰宅して何気にAmazonチェックしたら26%OFFになってた!OMG!!!!!!!!!!!
(2008年7月26日 鑑賞)

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by marienkind | 2008-08-02 14:37 | 映画評