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心に残った映画や読書の記録。日々の備忘録のようなモノ。【ブログ管理人:小夏】


by 小夏
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c0046869_2329424.jpg原題: 영화는 영화다
監督: チャン・フン
原案: キム・キドク
出演: ソ・ジソプ
    カン・ジファン
    ホン・スヒョン
  

  
リアルなヤクザを演じたい俳優スタ(カン・ジファン)と、映画俳優になる夢を捨てきれないヤクザのガンペ(ソ・ジソプ)。
気性の激しいスタは撮影中に暴力沙汰を起してしまうこと多々、加えて傲慢な態度ゆえ共演相手が見つからず困り果てていた。そんなとき、かつて俳優を志望していたというヤクザのガンペと偶然知り合ったスタは、彼を相手役として推薦するが・・・

・・・というかね。「ヤクザを推薦する俳優A」ってのも「それを受け入れる監督B」ってのもフツーじゃあり得ないと思うんですけど。まあ、そこを指摘しちゃうと映画設定そのものが破綻するので、ここはスルーっすね。

最初あらすじ読んだときは、多少コミカルテイストでライトな展開、でもって最後にはほんのり友情が芽生えちゃったり?なんてノーテンキな顛末を想像していただけに、思い掛けなくヘヴィーな内容にボー然。あのオチには凹みました。
おそらく観ている誰もが、あの衝撃的な結末を何となく予想しながら敢えて目を逸らしているところがあったと思う。
そうじゃなければいいな、って。
ただ、『映画は映画だ』というタイトル本来の意図するところが、「映画は所詮映画にすぎない≒虚構であって現実ではない」という方向に着地するのなら、その逆も然り。「ヤクザは所詮ヤクザ」、そんなニュアンスになるのかな。
ま、そこんとこ理解はできても納得いかんってこともある。切ないなぁ。

終盤、繰り広げられる二人の血まみれ泥まみれファイトシーンは実に見応えありました。目を覆いたくなるほどリアルな暴力シーンは好みじゃないのですが、あの壮絶な拳と拳のぶつかり合いはいっそ清々しく見えたから不思議です。
W主人公のカン・ジファン&ソ・ジソブが良かったですね。韓流スターに疎くてヨン様とガンちゃんくらいしか知らない自分でも、彼らが単なるイケメンじゃなく実力に裏打ちされた俳優だってことが見ていてよくわかりましたから。
特にポスター右側のソ・ジソブさん、彼の眼ヂカラは半端じゃないです。思わずよろめきそうになったではないか。
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by marienkind | 2009-12-22 09:53 | 映画評

初雪。


降りましたよ~
このところ晴天が続いていたし、ひょっとして降らないまま新年を迎えちゃったりして?とか思ってたけど、けっこう例年通り降ってくれるものですね。今のところ止む気配はなく、それどころか今夜から明日にかけてますます大荒れだとか。
ふっふ~♪明日は雪だるま作れるな。(や、作んないですよ)

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元F1ドライバー片山右京さんのパーティーが富士山で遭難したとの一報に驚いたのですが、片山さんはその後自力で下山、無事保護されとのことでひと安心!・・・だったはずが、同行者2名の安否はいまだ不明だとか。心配ですね。
報道によると、どうやら南極行きのトレーニングを兼ねた富士登山だったとのこと。
なにも今期最大の寒波襲来!ってこの時期にわざわざ行かんでも・・・というのが、素人目から見た率直な思いだったけれど、そう単純な話でもないのかな。それでもやっぱり自然の力は怖いと思う。ぜったい侮っちゃいけないものですね。
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by marienkind | 2009-12-18 15:06 | 日々思ふこと

「司馬遼太郎記念館」(大阪府東大阪市)の天井に、坂本竜馬そっくりのシミが浮き出たそうです。

◆読売新聞(2009年12月9日)

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「偶然」の一言で片付けるのは簡単だけど、髪のハネっぷりまでがこうもソックリとなると、「ひょっとして本当に人智を超えた力?」なーんてことをホンキで考えてしまう。司馬センセーの記念館で「ヤラセ」ってこともないだろうしなぁ。
それにしても・・・・。
天井のシミって、要するに”カビ”・・・だよね?きっと湿気が多いんですよ、ここ。
どちらかというと、むしろそっちのほうが深刻なモンダイだと思うんですけど。
大事な大事な歴史的資料の宝庫なんだから、ちゃんと管理して下さいよ。いや、マジメな話。

先週から司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読み始めました。ただいま第2巻驀進中。
剣術より女性のことで頭いっぱいの竜馬サンが初々しいです。今のところ順調に読み進めてますが、如何せん全8巻、「大河ドラマ始動までに読了予定」は予定のまま終わりそうです。会話中心で文章に余白が多い点は有り難い。
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by marienkind | 2009-12-09 12:00 | 気になる話題

堺雅人さん祭り絶賛継続中です。しつこく続いております、ええ。(笑)
ということで、今回は映画『ラッシュライフ』をご紹介。原作、伊坂幸太郎。
東京芸術大学映像研究科の生徒が、商業映画の企画、製作、配給まで一貫して行うプロジェクト!ということで、
本編4つのエピソードをそれぞれ異なる監督(生徒)が手掛けています。


c0046869_235741.jpg監督: 真利子哲也
    遠山智子
    野原位
    西野真伊
配給: 東京藝術大学
原作: 伊坂幸太郎
出演: 堺雅人
    寺島しのぶ
    柄本佑
    板尾創路




原作至上主義の自分にしては、かなり寛大な心で映画に臨んだつもり。
そのうえで正直なところ言っちゃいますけど、イマイチ面白くなかったです。
直球ですみません。けど、こればっかりはフォローしようにも・・・って、なんか愚痴ってばかりなのもアレなので、
とりあえず、簡単に各エピソードの紹介だけしておきますね。寛大に、寛大に。(笑)


【Ep1. 新興宗教に救いを求める若者・河原崎】篇 (柄本佑)
導入エピソードとしてはかなり強烈。「河原崎篇」は原作においてもダークな雰囲気が漂っていたけれど、
活字から想像するのと視覚に訴えるのとでは大違い。グロイ、エグイ。これ、R15とかじゃなかったよね?
途中からカメラのブレが激しくなるのは、動揺する河原崎の心を反映して? 酔います。勘弁して下さい。

【Ep2. 独自の美学を持つ孤高の泥棒・黒澤】篇 (堺雅人)
「く~ろ~さ~わ~」 大好きなんですよー、黒澤。伊坂作品に惚れ込むキッカケになったキャラです。
その大好きキャラ「黒澤」を、これまた大好きな「堺雅人」が演じるのは、ワタクシ的にとーーーっても美味。
人生に迷ったかつての友人をさりげなく導く黒澤が堪らなくツボ。4エピソード中、唯一の心のオアシスです。

【Ep3. 不倫相手と邪悪な計画を練るカウンセラー・京子】篇 (寺島しのぶ)
「邪悪な計画」が何であるかはさておき、不倫相手の男がヘタレすぎ。
それにしても寺島しのぶはコワイ。ヒステリックで常軌を逸した女を彼女が演じると何故ここまで輝くんだ?
京子がキーキー喚き散らすシーンでは心底イラっ!原作読んでるくせに意味不明ポイント多し。謎だ。

【Ep4. リストラされ家族も失ったサラリーマン・豊田】篇 (板尾創路)
「京子篇」のエキセントリックな内容から一転、リアル社会にもフツーに居そうな無気力おっさんエピソード。
「豊田篇」は全体的に悲壮感が漂っているせいか、ほんのり希望を感じるラストに不覚にも涙腺うるっ。
豊田にそっと寄り添う「犬」がいい。演技賞モノ。


まーとにかく。

・「4つの人生が交錯するとき云々~・・・」のキャッチコピー、見事にスルー。これは如何なものか。
・てか、交錯もなにも各エピソードが全く繋がっていない罠。『ラッシュライフ』としてあり得ねーー!です。
・無謀な試みにチャレンジしたけど、力及ばず撃沈しましたって感じ。題材が高度過ぎたか。
・同じキャストでプロの監督に撮って貰いたい(小声)。できれば、中村義洋監督か内田けんじ監督で。
・黒澤@堺雅人がとってもムフフだったので、Ep2のみ評価底上げしちゃいますが、なにか?
・結論。 映画評価度★/堺雅人度★★★★★ 

以上、まずはこんなトコですかね。
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by marienkind | 2009-12-04 21:10 | 映画評