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七月のうさぎ(休止中) marienkind.exblog.jp

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ツタンカーメン王の顔、CTスキャンで再現(ロイター)

ツタンカーメン王の顔、再現。_c0046869_0322779.jpg黄金のマスクで知られる古代エジプト第18王朝の少年王、ツタンカーメンの顔を再現した画像が10日、公開された。この画像は、エジプト考古庁最高評議会のハワス最高評議会長官が中心となり、2005年1月に入手した王のミイラをCTスキャンにかけ、その解析を基に再現したもの。

弱冠9歳で即位、18歳の若さで死亡したとされるツタンカーメン王。
今回、3300年の時を経て甦ったツタンカーメン王の顔にも、年相応の少年らしい面影が色濃く残っているように感じました。
それにしても、今に生きる私たちと本当に変わるところがないものですね。
当然と言えばそうなのだけど、しみじみと思いを馳せてしまいましたw
何だか不思議な気分でちょっとだけ心躍るニュースでした。



【DATA : ツタンカーメン/Tutankhamen】
ツタンカーメン王の顔、再現。_c0046869_032920.jpg古代エジプト第18王朝第12代目の王。在位、前1347頃-前1338 年頃。 トゥトアンクアメ (モ)ンとも表記され、信仰復興王と呼ばれる。誕生名はツタンカーテン(トゥトアンクアテン)で、おそらく王族の出身だが、両親の名は不明である。宗教改革王イクナートンの三女アンケスエンパアテンとの結婚により王位継承権を得た。9歳の頃に即位し、はじめアテン信仰を奉じたが、治世第4年ごろ<宗教改革>の放棄に踏み切り、信仰復興の勅令を公布して、アメン信仰以下伝統的な多神教信仰を復活させ、王都もアテンの都アケトアテン(アマルナ)からメンフィスに移すとともに、王名をツタンカーメンと改名した。しかし幼年のため国政の実権は摂政アイと将軍ホルエムハブが握っていたとみられる。ホルエムハブはアジア遠征を再開し、<アマルナ革命>の混乱に乗じて進出したヒッタイトに対抗して南シリアの確保に成功した。在位9年の後、18歳で死去し、<王家の谷>に急ぎ準備された墓 (第62号墓)に埋葬された。
(平凡社「世界大百科事典」より引用)
# by marienkind | 2005-05-12 00:39 | 気になる話題

「電車男」ドラマは女主人公-ヒロインに伊東美咲(サンケイスポーツ)

「電車男」今度はエルメス主人公でドラマ化!_c0046869_13442018.jpg「電車男」今度はエルメス主人公でドラマ化!_c0046869_1324827.jpgネット掲示板「2ちゃんねる」から誕生したベストセラー小説「電車男」が7月7日スタートのフジテレビ系木曜10時枠で連続ドラマになることが10日、分かった。オタク系青年と美しいOLの恋の行方を描く物語で、主演は伊東美咲(27)と伊藤淳史(21)。

映画化、舞台化と来て遂にドラマ化ですか。
何やらドラマ化にあたって各局激しい争奪戦を繰り広げたらしいですが、果たしてそれだけの利益効果が期待できるものか。もはや二番煎じならぬ三番煎じという気がしなくもありませんが・・・(^^;

まぁそれはさておき、今回ドラマで「電車男」を演じるのはあのチビノリダーこと伊藤淳史くん、「エルメス」は伊東美咲さんです。
そして、ドラマ版では主人公を「電車男」から「エルメス」へとシフト、心の葛藤や成長を女性視点で丁寧に描いていくそうです。
うーむ・・・。その試みはとっても魅力的だけど、個人的に伊藤淳史くんお気に入りの小夏としては、ちょっとだけ不満だわー。( ̄へ ̄; むー

ところで、「電車男」を演じる伊藤淳史くんですが、やっぱりアキバ系をイメージした「ベタ付く長髪姿」になるのかしら?? 長髪・・・「義経」で彼が演じている喜三太みたいな感じ?(あれ~?やヴぁいッス。ちょっとカッコイイかも~)
# by marienkind | 2005-05-11 13:32

第一生命主催で行われる毎年恒例の「サラリーマン川柳コンクール」。
ノミネート作品は全100句。その順位結果が、5月9日に第一生命HP上で発表されました。栄えあるBEST10に輝いたのは次の通りです。

決定!第18回サラリーマン川柳コンクール ベスト10発表!

  第1位  オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る
  第2位  ぺと言えば 母はヨンジュン 父加トちゃん
  第3位  「振り込め」と 言われたその額 持ってない
  第4位  ヨン様かあ 俺は我家で ヨソ様さ
  第5位  有害だ 「まぜるな危険!」 嫁姑
  第6位  オレオレは マツケンサンバ だけでいい
  第7位  「残念!」と 俺の給料 妻が斬り
  第8位  「何食べる? 何があるのか 先に言え
  第9位  所得税 所得増えずに なぜ増える
  第10位 ケンカして わかった妻の 記憶力


う~ん。どうでしょう。
今年の傾向を眺めてみると、全体的に「ヨン様」「オレオレ」と最近の風潮を反映した句が目立ったような気がしました。あと、外せないのが「自虐的句」ね。これは奥様との関係をうたった川柳に共通の傾向?(^^;

ちなみに、私は昨年2位(第17回)に輝いたような川柳が好きです。
サラリーマンの悲哀が滲む中にも希望が含まれていて、何となく心がぽっと温かくなるような・・・そんな一句でした。
  
  「前向きで」 駐車場にも 励まされ
# by marienkind | 2005-05-10 21:35 | 気になる話題

“アイデンティティー” (2003年、米)_c0046869_11271717.jpg原題: IDENTITY
監督: ジェームズ・マンゴールド
出演: ジョン・キューザック
    レイ・リオッタ
    レベッカ・デモーネイ
    アマンダ・ピート
    ジョン・ホークス
    アルフレッド・モリナ
    クレア・デュヴァル
    ウィリアム・リー・スコット
    プルイット・テイラー・ヴィンス
    ジョン・C・マッギンレー
    ブレット・ローア



巷で好評を博している作品ですが、なるほど評判通りの面白さでした。
このテの物語は、途中でネタが破綻してしまうと興ざめするものですが、中だるみなく緊張感が持続したままラストまでイッキでした。わかりやすいベタな設定なのも良かったのかも。

  ・一軒のモーテルに集まった11人の男女。
  ・嵐で電話も無線も通じない陸の孤島。
  ・ひとりずつ惨殺、または謎の死を遂げる。
  ・互いに疑心暗鬼になる登場人物。

こういった設定って割と使い古された感があって、一歩間違うと陳腐な展開になりそうなものだけど、恐怖シチュとしては最強効果やもしれませんです。個人的には、「スリル」「テンポ」「オチ」全てがツボにクリーンヒットしました。 微妙にB級漂ってはおりますが、好みで星★★★★くらい。
あと面白いな~と思ったのは「ある段階まで」はすんなりオチが読める点。
これ、あくまで「ある段階まで」という点がミソ。それが全てと思いきやラストであっさり肩透かしを食らいます。なるほど、お見事なりね。私もしっかり騙されましたが満足であります。

ところで、本作で久々にレイ・リオッタを見たんですが(ちょっと太った?)、彼は良くも悪くも強烈な固定イメージのある俳優さんですね。今回もそのイメージを決して裏切らない役回りで。(ごにょごにょ・・・)

◎トラックバック
 ・「“アイデンティティー”@映画生活」様
# by marienkind | 2005-05-09 17:34 | 映画評

アンジュール―ある犬の物語_c0046869_7484210.jpgUn Jour, Un Chien

著者 : ガブリエル・バンサン
出版 : ブックローン出版

今日ご紹介するのは、私が一番お気に入りの絵本です。
しかし、ただの絵本ではありません。中に綴られているのはモノクロの鉛筆画のみ、一切の文字を排除した一風変わった絵本なのです。

物語は、人間に捨てられた犬が孤独にさまよう一日を辿ったものです。
犬は、自分を捨てた人間を必死に追い求め、走り、匂いを嗅ぎ、そして空に吠えます。まだそこには一筋の希望が残っています。
しかし、やがて犬は気づいてしまいます。
自分は、「ひとりぼっち」なのだということを・・・。

夕焼けに染まる空、波打ち際の水の冷たさ、風の香り・・・バンサンの描く世界は、そんな温度感がリアルに伝わってくるかのような美しさで溢れています。しかし、その美しさ故、ひとり佇む犬の姿がとても孤独で悲しいものに映りました。
ラスト、犬は再び希望を掴むことができたのでしょうか。
そうあってほしい。そう強く祈りながら本を閉じました。

「アンジュール―ある犬の物語」は、涙なしでは読めない作品です。
でも、機会があればぜひ手にとってみて下さいね。きっと、いつまでも心に残る一冊になると思います。強くお薦めw
# by marienkind | 2005-05-08 00:42 | 書評