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「どんな作戦でいく?」
「問答無用でぶっ殺す。それしかない」



c0046869_1174028.jpg『このミス2014年版』海外編第4位、その他ミステリー系雑誌でも上位ランクイン作品。
とはいえ、全く知らない作家だったのでwikiってみたところ、「オレゴン文学賞」「ロジャース文芸財団小説賞」「総督文学賞」「スティーヴン・リーコック・ユーモア賞受賞作」、そして「ブッカー賞最終候補作」と、賞?なにそれオイシイの?ってくらい総なめ状態だった。賞の価値についてはさっぱりだけど。

で、それほど有名っぽい作品なのに予約待ちゼロ、ラッキー♪とばかりに早速図書館から借りてきた。
でもこれ、全然ミステリーじゃなくね?どちらかといえばロードノヴェル?むしろアホ兄弟の珍道中記?
何ゆえ『このミス』なのだ?創元社だから?(笑)

まあ、そんな話はさて置き、とても楽しめました。
殺し屋ブラザーズだけあって描写はきっちり残酷だし、悲惨な展開に気持ちがざわつくこともあったけど、弟イーライののほほ~んとした語り口のズッコケ具合が程良くバランスを保っていたと思う。
ハッピーなラストに思わずニンマリ、「希望」を感じさせる読後感は好きだ。
そして、本書最大の功労者は間違いなくダメダメ馬の「タブ」。


内容(「BOOK」データベースより)
粗野で狡賢い、冷血漢の兄・チャーリー。ふだんは心優しいけれど、切れると大変なことになる弟・イーライ。悪名轟く凄腕の殺し屋シスターズ兄弟は、雇い主の“提督”に命じられ、ある山師を消しにサンフランシスコへと旅立つ。兄弟は何に出遭い、何を得て、そして何を失うのか?
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by marienkind | 2014-03-26 20:07 | 書評

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『マーターズ』で注目を集めたパスカル・ロジェ監督作。

謎の幼児失踪事件が頻発する寂れた町。
都市伝説の如く噂される「怪人トールマン」の存在。
閉鎖的で無気力な住人たち。

ふつーに考えたら、「怪人トールマン」ってどんだけ胡散臭いんだ?と思うわけですが、いやもう、とにかく全編に渡ってミスディレクションの宝庫のような作品でした。GEOレンタルショップの「ホラーコーナー」に鎮座しているのも、業者ぐるみのミスリード?(笑)
現実問題としてどうかはさて置いても、問題提起という意味では重いテーマを扱った真面目な作品だと思いました。
冒頭で「胡散臭い」なんて口走っちゃってマジ申し訳ない。

なにはともあれ、ジョデル・フェルランドちゃんは可愛い。ホラー顔でも可愛い。可愛いは正義。
ジェシカ・ビールさんは……ちょっと老……
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by marienkind | 2014-03-04 11:03 | 映画評

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劇場未公開、VHSビデオ発売はされたもののDVD化なし、過去に一度、日曜洋画劇場でTV放送されたのみという、「超」がつくほどマイナーな作品『反撃-真夜中の処刑ゲーム』。
御存知の方のほうが珍しいかもしれませんが、断言します。めちゃくちゃ面白いです。

内容は、放送した当時の地上波はかなりチャレンジャーだったんだな、と感心してしまうほどの過激さです。
むしろ、現在が保守寄りになりすぎているのかも。
最後にサプライズあり。
今なら、ありがちなオチだけど、当時としては驚愕のラストだった。

VHSビデオ邦題が「反撃」、テレビ放送時タイトルが「真夜中の処刑ゲーム」とタイトルを変更する理由が意味不明。結局のところ、原題の「SIEGE」が内容的に一番的を射ているような気がします。

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by marienkind | 2013-10-02 20:45 | 映画評

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オフィシャルサイトにダイブして、まず目に飛び込んでくるのが、
「この映画の謎は、頭で考えても決して解けない。」というフレーズ。

うん?決して解けない謎じゃないと思うよ。
摩訶不思議な世界観ばかりがクローズアップされていますが、最後までちゃんと見ていればわかるんじゃないのかな。
ひとつの物語としてもステキな話だったと思います。
切なすぎてちょっと泣きそうになりました。

それはともかく。
私が気になって気になって仕方なかったのは、物語の謎よりもユアン君のズボン丈だったんですがっ!
なにゆえあんなに短いの?教えてホームズ先生!
と思ってググッてみたら、あっさり謎の答えをゲットできちゃいました。
恐るべしネットパワー。
どうやら「ある設定上の仕様」(監督談)だそうですが、そんなの誰が気づくかいっ!むしろ、そんな監督のこだわりにビックリです。


【STORY】
ニューヨークの有名な精神科医サム(ユアン・マクレガー)が新たに受け持つことになった患者は、ミステリアスな青年ヘンリー(ライアン・ゴズリング)。予知めいた能力を持つヘンリーは、3日後の21歳の誕生日に自殺すると予告する。一方、自殺未遂経験を持つサムの元患者で恋人のライラ(ナオミ・ワッツ)は、自分と同じ自殺願望を持つヘンリーに興味を抱く。やがて、誕生日を前についに行方をくらましてしまったヘンリー。彼を救おうと必死で行方を捜すサムだったが、次第に彼の周りで、現実の世界が奇妙に歪み始める・・・。
(allcinema ONLINE)

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by marienkind | 2007-07-13 19:11 | 映画評